“リピート”必至な映画には、理由がある! 観るたび楽しみが広がる「今月のプライム・ムービー」をレコメンド

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更新日:2021/4/13

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ヱヴァンゲリヲン新劇場版
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 月額500円のプライム会員になれば、幅広い映像コンテンツが見放題になるAmazonプライム・ビデオ。MOVIE WALKER PRESSでは、Amazonプライム・ビデオで配信中の作品から、毎月異なるテーマからピックアップしたおすすめ作品を紹介していく、「今月のプライム・ムービー」企画をスタートする。

 今月のテーマは「リピート」!編集部員たちが、自身の映画スタイルや映画ライフにおけるパーソナルな体験をもとに、何度もリピートしている神作品を紹介する。今回の語り手は、編集部内でも一目置かれる映画マニアにして、調べ物が趣味だという三浦。旅好きで、アラサーにして「中二感」に惹かれてしまう別所の2人だ。

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『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズは、青春そのもの!何度も味わいたい庵野秀明ワールド

 私の趣味は「調べること」です。日常で気になった単語の意味をはじめ、人名、地名、植物、食べ物など、暇さえあればなにか調べ物をするのに時間を割いています。

 両親によれば、この指向は幼少期から変わっていないようで、本さえ与えておけばいいのでさほど手のかからない子どもだったようです。いまも編集者という仕事柄、映画関係者のプロフィールやデータ、文献など日々調べ物をしており、そう考えると、30年進歩がないとも言えます(笑)。

 休日は調べ物に没頭できるので、時間を忘れてしまうこともしばしば。目が覚めるとスマホで調べはじめ、充電が少なくなったらPCに変えて調べ続け、インターネット上の情報が限界に達すると、自転車で本屋に向かったり…。数珠つなぎで際限なく続けられてしまうのが、調べ物のおもしろさであり、悩みのタネでもあります。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版
興行収入68億円を突破!シリーズ最大のヒット作となった『シン・エヴァンゲリオン劇場版』
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 そしていま、私の調べ物欲を満たしてくれている作品が『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズです。前作から9年、首を長くして待った『シン・エヴァンゲリオン劇場版』がついに公開され、記事の作成を進めるなかで、改めて“エヴァ沼”にどっぷりと浸かってしまっています。

“使徒”、“ロンギヌスの槍”…碇シンジと同じ14歳で『新世紀エヴァンゲリオン』と出会った時には、中二病真っ盛りだったこともあり、夢中で単語の意味を調べまくったのも、いまとなってはいい思い出です。

『新劇場版』シリーズも、男子校の友人8人でワイワイ観に行った『:序』(07)、上京したあと、大学のサークルの男女でデートムービーとして観た『:破』(09)、留年してバイト帰りに1人で観た『:Q』(12)…と、どれも観たシチュエーションまで思い出せるほど、忘れがたい記憶になっています。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版
まったく新たな展開が驚きを生んだ『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』
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 昨年末よりAmazon Prime Videoで3作品が見放題になったことで、デバイスを問わず『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』を観られるようになり、さらに調べ物が捗るようになりました。

 私がハマっている見方は、「Fire TV Stick」を使いテレビ画面で観ながら、手元のスマホで調べ物をするという、2つのデバイスを活用した鑑賞法です。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズは、ただでさえ何度も見返したい名シーン、名ゼリフの宝庫ですが、調べながら観ることで、ますます作品の奥深さに触れていっています。

 誰かと『エヴァ』について話している時にも、「あのシーンどうだったっけ?」と感じたら、スマホの「Amazon Prime Video」アプリですぐに確認ができるのはうれしいポイント。映像で観ることが出来ると会話も盛り上がりますし、好きなシーンを見せ合いながら会話するのは、映画の新しい楽しみ方だなと感じています。

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズ以外にも、Amazon Prime Videoでは庵野秀明総監督が手掛けた作品が多数、見放題配信中です。海洋アドベンチャーの「ふしぎの海のナディア」や、実写作品の『ラブ&ポップ』(98)、『式日』(00)、『シン・ゴジラ』(16)までがラインナップされているので、『エヴァ』だけに留まらない庵野ワールドにたっぷりと浸ることができています。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版
多くの謎を秘めた『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』は、何度も観返すのにうってつけ!
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 3月8日の公開初日に『シン・エヴァンゲリオン劇場版』を観たあとも、2回目の劇場鑑賞後にも、やはり自宅で『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズを観直しながら調べ物に明け暮れてしまいました。劇場公開中にあと何回観られるかわかりませんが、しばらくはこのループから抜けだせそうにありません(笑)。

三浦卓紀
イラスト/unpis