10月映画公開!今も色褪せない生誕40周年の名作
更新日:2012/8/22
昔の作品で今でも有名な作品は数多くありますよね。今回はその中でも石ノ森章太郎先生の『サイボーグ009』です。有名な作品なので名前は聞いたことがあるという方も多いはず。この秋映画化もされますが、この作品を読んだことがある方も、読んだことがない方もこの機会にぜひ原作に触れてみてはいかがでしょうか。
この作品は戦争が背景にあり、そこで儲けようとする人々たちの手によってサイボーグが産み出されるという流れ。私は原作を読むのは初めてだったのですが、009達は正義の為に産まれてきたのだと思っていたらまったくの逆だった事を知り驚きました。
全部で9人いるサイボーグ達はそれぞれが今までに違った人生を送ってきて、それぞれが様々な能力を持ったサイボーグに改造されてしまいます。エスパー能力や飛行能力・加速能力など9人が9人別々の能力を有して悪を滅ぼすために闘う姿は50年近くたった今でも全く色褪せません。社会問題や世界でいまだに存在する軋轢などを題材にしている部分もあるので、そういう点からも他の漫画とは一線を画しています。
『サイボーグ009』はとても長い作品ですが、電子書籍なら1冊85円とリーズナブルな値段も魅力的。この様な長編作品を紙の本で集めるとなると本棚を埋め尽くしてしまいますが、電子書籍であればデータを端末に入れておけば良いだけなので、収納面でも利便性でもオススメです。これからの夏休みに電子書籍で壮大でボリューム満点な『サイボーグ009』とともに過ごされてはいかがでしょうか。
悪の組織がサイボーグにする人をさらうため動く
さらってきた人たちを順調にサイボーグ化していく
悪の親玉による野望
今反旗を翻すサイボーグたち