意外と知らない「冠婚葬祭」の意味

2012/9/8

冠婚葬祭でモメる100の理由

ハード : PC/iPhone/Android 発売元 : 文藝春秋
ジャンル:趣味・実用・カルチャー 購入元:BookLive!
著者名:島田裕巳 価格:648円

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人間として普通に生活している限り、決して避けて通れないのが各種の「冠婚葬祭」。この「冠婚葬祭」というコトバ、誰もが普通に使っているのだけど、この言葉の意味をちゃんと知っている人って実はあまり居ないんじゃなかろうか?

もちろん“婚”=結婚・“葬”=葬儀、というのはさすがに誰でも知ってる筈。でも、残る“冠”と“祭”に関しては、おそらく曖昧な回答になる。試しに周囲の4~5人にリサーチしてみたところ、“冠”=受賞・表彰の類、“祭”=ねぶたとかよさこい、みたいなニッコリ回答が多かった。まぁ、実は僕も似たようなモンだったのだけど。

この『冠婚葬祭でモメる100の理由』は、一般から募集した冠婚葬祭に関する悩みや疑問が全篇Q&A形式で綴られる作品。“冠”・“婚”・“葬”・“祭”の4つの章で構成されており、それぞれの冒頭には必ず「(冠婚葬祭のどれか)とは何か」と題された丁寧な解説が入る。このおかげで僕は今さらながら「冠婚葬祭」の正しい意味を知った。これまでの知ったかぶり状態を思い出すと、本当に顔から火が出るくらい恥ずかしい…。

そして改めて接してみると、冠婚葬祭の話題はどれも興味深い。ここで挙げられる疑問は「給料格差のある同僚社員へのご祝儀、いくらが妥当か?」や「葬儀社からの見積もり書の読み方」等の割とありそうな事柄から、「結婚相手の男兄弟による制裁が怖い」とか、「実は車のトランクに入れっぱなしのお骨がある」等のちょっとかっ飛んだモノまで多岐に渡る。中には正直回答になっていないと思われる箇所も見受けられるのだけど、それはそれでおもしろい。なんと言っても、「絶対に無い」とは断言出来ない事ばかりなのだから。

しかし、親しい友人は皆所帯を持ち、そうでない友人も多分もう結婚式はやらない。となると、やっぱり気になるのは“葬”、という事になる。そういう事態が起こった時の為に、もう1度読み込んでおきたくなる作品。ちょっと寂しい気もするけど。


表紙はかなり刺激的、これだけの金額がかかるのかと思うと確かにきれいごとでは済まない

寄せられた質問は実に100個、普通のモノからそうでないモノまで多岐に渡る

各章冒頭の解説文、コレのおかげでこの先恥をさらさずに済みそう

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