家族以上、恋人未満?『微熱空間』の波乱含みの4巻に反響! 急接近する2人に「微熱空間という高熱空間…」

マンガ

公開日:2021/9/23

微熱空間
『微熱空間』4巻(蒼樹うめ/白泉社)

 ひとつ屋根の下で繰り広げられるラブストーリー『微熱空間』の第4巻が、2021年8月31日(火)に発売された。急接近する2人に、ネット上では「こいつらほんま可愛いな!」「年甲斐もなくキュンキュンしてしまいました」「悶える。うひひひ」と熱狂の声が相次いでいる。

 同作は『魔法少女まどか☆マギカ』や『ひだまりスケッチ』で知られている大人気漫画家・蒼樹うめの最新作。両親の離婚によって父子家庭で育ってきた女子高生の中ノ瀬亜麻音は、ある日、父親から再婚すると告げられる。再婚相手に連れ子がいるため弟ができると聞いた亜麻音は、幼い少年を想像していたのだが…。なんと、新たにできた弟は同い年の男子高生・赤瀬川直耶だった。距離感が分からずギクシャクしていた2人だったが、一緒に過ごしていくうちに次第に距離を縮めていく――。

 最新第4巻では、これまでなんとも言えない距離感だった2人が急接近することに。同居してから最初の夏休みを迎えた亜麻音と直耶は、両親が出勤するとひとつ屋根の下で2人きり。そんな中、急に家が停電してしまう。薄明かりの中、直耶は亜麻音に兄弟としてではなく、異性として意識していると本音をぶつける。理性と好きという感情の間で揺れる直耶の葛藤や、家族としての距離感を保つために必死で想いを抑える亜麻音のいじらしい姿などが大きな見どころだ。

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 今まで想い合ってきたにも関わらず、あくまで家族として接していた2人。そのため今回の展開に多くの読者が歓喜しているようで、「一気に進展しててビックリした」「最後の最後にニヤニヤが止まらない。次巻では本気デートするのかな?」「微熱空間という高熱空間…」「おじさんが年甲斐もなくキュンキュンしてしまいました。あまり恋愛系の漫画を読むことはない私ですが、今一番新刊を楽しみにしている漫画です」といった反響が巻き起こっている。ようやく具体的な進展があり、沸き立っているファンも多い様子。ここから一気に動くのか気になる人も多いだろう。

 同じ家に住んでいるということで、さらに急接近しそうではあるが、一筋縄でいかないのが『微熱空間』。家族という関係の中で、2人がどのような結末を迎えるのか…もどかしい青春模様の行く末を見届けてもらいたい。

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