「運活」では、大吉を生かすよりも「大凶を避ける」ことのほうが大切! 『運活BOOK 2022』で2022年の運気を知る

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公開日:2021/12/28

運活BOOK 2022
『運活BOOK 2022』(竹下宏/主婦の友社)

 もう間もなく2022年が始まります。「来年の運勢はどんなだろうか」「良い運気だろうか、悪い運気だろうか」多くの人が気になることですよね。さらに「人づきあいがうまくいかない」「仕事のストレスが多い」といった人生の悩みも大なり小なり持っているもの。そんな不安や悩みを前に運気が気になる人に向けて、答えをズバッと教えてくれるのが『運活BOOK 2022』(竹下宏/主婦の友社)です。

 本書の著者、竹下宏先生は、九星気学占いの鑑定士。横浜の地で20年以上にわたり個人鑑定を続け、これまでに5万人以上の人生を占い、導いてきたベテラン。だからこそ、占った人がその後どういう人生を送ったのか、その“データ”がすべて蓄積されているといいます。

 九星気学とは、自然界にある「気」の作用やリズムを元にして考えられたもので、人を生まれた年により「一白、二黒、三碧、四緑、五黄、六白、七赤、八白、九紫」の9つの星に分類し、その気の動きによってバイオリズム(運気)や性格、能力を分析し、占うもの。

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運活BOOK 2022 P22-23
あなたや相手の「生まれた年」から本命星(九星)を知る。

 著者によると、人は生年月日によって数十種類の性格に分類されるのですが、多くの人は、育った環境や、家族関係などさまざまな後天的な要因によって表面的な性格がつくられていくことで、生来の性格に無自覚な場合がほとんどなのだとか。また、性格と同じように、持って生まれた能力や得手不得手があるにもかかわらず、多くの人はそれに気づいていないのだそう。そのため、せっかくの能力を生かしきれず、適した職業に就けていない人も。

 この本では、まず生まれた年と月の組み合わせから分かる、その人の生来の性格や潜在能力と適職が紹介されています。

 これを知れば、普段の仕事のほか、就活や転職、婚活などさまざまなシーンで参考にできそうです。自分の能力を最大限に生かすだけでなく、トラブルを回避できたり、相手を知ることで人づきあいもうまくなるかもしれません。

運活BOOK 2022 P26-27
生まれ年からわかる九星と、生まれた月の組み合わせで、性格や能力の判断基準である「型」と「種別」がわかる。自分の属する「型」と「種別」に沿った生き方、仕事やライフスタイルを選択できれば、本来の自分に備わった能力を十分に生かした日々を送ることができるという。

運活BOOK 2022 P56-57

 また、2022年の年と月の運気も「全体運」「仕事運」「恋愛運」「家庭運」「金運」に分けられて詳細に掲載されています。運気の表示は日本人になじみのある「大吉・中吉・吉・凶・大凶」ですが、それぞれの運気がどういう意味なのか、そしてその運気を活用し乗り越え、上手に生きるための処方箋が具体的に示されていて、とても参考になります。なかでも竹下流気学では、「凶」や「大凶」の悪い運勢時期をしっかり警告し、いかにして無事に乗り越えるかを大切にしています。それというのも、前もって覚悟することにより、「大部分は回避することができるから」(竹下さん)というのも心強いですね。

運活BOOK 2022 P66-67
運気の意味と過ごし方

運活BOOK 2022 P104-105
三碧木星の2022年2月の「月運」

「事前に運気がいい時、悪い時を知っていれば、それに対応して、上手に過ごすことができます」「運気は、幸福な人生のために活用するものです」と竹下先生は言います。本書を通して自分の適性や運気を知れば、人生がより楽に、生きやすくなるかもしれません。

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