「2人が決断したラストに涙が止まりません!」 期限付きラブストーリー『余命99日の僕が、死の見える君と出会った話』に感動の声続出!

文芸・カルチャー

公開日:2022/1/8

余命99日の僕が、死の見える君と出会った話
『余命99日の僕が、死の見える君と出会った話』(森田碧/ポプラ社)

 2022年1月4日(火)、小説家・森田碧氏の2作目となる『余命99日の僕が、死の見える君と出会った話』(ポプラ社)が発売された。前作『余命一年と宣告された僕が、余命半年の君と出会った話』と同じく、早くも読者からは親しみを込めて“よめぼく”と呼ばれ注目を集めているようだ。

 通称「よめぼく2」の始まりは、主人公の新太が「自分がいつ死ぬか、知りたいと思う?」という言葉を耳にするところから始まる。ざわついた教室の中で話されたこの話題は、普通の人であれば聞き流してしまうかもしれない。だが、新太は人の寿命が残り99日になると、その人の頭上に数字が見えてしまうという能力を持っていたため、どうしても聞き逃せなかった――。

 こういった特殊能力を持っている物語の場合、自分の寿命は自分にはわからないことが多い。だから自分も死期は分からないのだろう、そう思っていた新太だったが、ある日鏡を見ると自分の頭上に「99」という数字が…。さらに10年来の親友・和也の頭上にも数字が見えてしまい、新太は否が応でも死と向き合うことになる。

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 同作で描かれているのは、新太が持つ特殊能力ゆえの葛藤と、運命とは何なのかという答えの出ない疑問。新太は自分も和也も運命を受け入れるしかないと思っていたが、黒瀬という少女との出会いによって、諦観していた運命について考えを巡らせるようになる。

 新太の目線で淡々と語られる生と死の物語は、前作『余命一年と宣告された僕が、余命半年の君と出会った話』のファンとしては待望の一冊。発売直後からSNS上では「どう生きたいのか、どうして生きているのか… じっくり考えさせられました」「2人が決断したラストに涙が止まりません!」「よめぼくに続く、期限付きのラブストーリー、待ってました!」「作中で何度も新太が聞いた問いの答えが、どれも心に刺さりました」「悩んでいる人に希望を与えてくれる作品」といった反響が続出している。

 新太と和也の前に突如現れた黒瀬という少女は何者なのか、2人は死の運命を受け入れるしかないのか…。新太がもがき苦しみ、生を実感した99日間の物語をぜひ、見届けてみてほしい。

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