中学の勉強内容を“さらり”と学べる! 大人のための“楽習”シリーズに、最新の英会話が登場

暮らし

公開日:2022/2/17

英語のおさらい 英会話
『英語のおさらい 英会話』(嬉野克也/自由国民社)

 ニュースを観ている時などの、ふとした瞬間に「もっと英語をちゃんと勉強しておけばよかった……」と考えることはないだろうか。その思いは、年齢を重ねるほど強くなっていくように感じる。そんな人におすすめなのが、2月に発売された『英語のおさらい 英会話』(嬉野克也/自由国民社)だ。

 本書は「大人のための新しい教科書」をテーマに、中学の勉強内容を“さらり”と学べる「おとなの楽習(がくしゅう)」シリーズの最新刊。累計54万部突破の同シリーズは、積み重ねが必要な「暗記型」の学習方法ではなく、興味のあることだけを思いついた時に学べるよう工夫され、学び直したい大人たちから人気を博している。

 これまで『数学のおさらい』『日本史のおさらい』『国語のおさらい』『哲学のおさらい』など、多種多様な教科やテーマの書籍が発売されている。

advertisement

 気になる内容だが、最初は「基本ルール編~中学レベルの英語でこれだけ表現できる!~」と題し、「『理屈っぽい』大人ならではの強みも」「好きな題材で英会話を学べるのも大人の特権!」など、“大人になってから”英会話を学ぶメリットを解説。そこから「中学レベルの英語でこれだけ話せる!」「まず押さえておきたい基本の動詞」「助動詞は、表現を豊かにしてあなたを助けるアイテムです」といったテーマで、誰もが何となく感じてしまう英語に対する“抵抗感”を低くしてくれる。

 そして本書が伝えるのは、「決められた教材を使うしかなかった中学時代と違い、大人になった今は、好きな音楽や映画を題材にしたり、スマホで声を録音して発音の練習をしたり、仕事での経験をトピックにしたりして、自分なりのやり方とペースで楽しく学べる」ということ。

 英語に苦手意識があり、今さら改めて覚え直すなんてもうできないと考える人は少なくないはず。しかし本書を開けば、無理せず学び直せることがわかるだろう。そして学ぶことに対して一歩踏み出せない人の背中を優しく押してくれる一冊だ。

あわせて読みたい