『フルーツバスケットanother』4巻&カラーイラスト集の同日発売に「高屋先生の愛が詰まってる!」「私の全細胞が喜んでいる!」と歓喜の声

マンガ

公開日:2022/2/25

フルーツバスケットアニメThe Final高屋奈月Illustrations
『フルーツバスケットアニメThe Final高屋奈月Illustrations』(高屋奈月/白泉社)

 20代後半から30代世代女性の“バイブル”として親しまれている少女マンガ『フルーツバスケット』。2022年2月18日(金)に『フルーツバスケット』の数十年後を描いた作品『フルーツバスケットanother』の完結巻となる第4巻と、同アニメに関連したカラーイラストを編纂した『フルーツバスケットアニメThe Final高屋奈月Illustrations』が発売された。発売日を合わせた粋な計らいと、原作ファンが待ち望んだ2冊の同日発売に、ネット上では「私の全細胞が喜んでいる!」などと歓喜の声が飛び交っている。

『フルーツバスケット』とは、1998年から2006年まで『花とゆめ』(白泉社)に掲載されていた少女マンガ。主人公の女子高生・本田透は唯一の家族である母親を亡くしてから、人に迷惑をかけないようにと誰にも言わず山で一人暮らしを始める。そんな生活をしていた透は、ある時、容姿端麗で学校で“王子様”ともてはやされている草摩由希に見つかってしまう。透はなんとか一人暮らしを続行しようとするのだが、由希は草摩家への居候を提案。

 透は居候をはじめてすぐ、由希や由希と犬猿の仲である草摩夾たちが“十二支の物の怪憑き”である秘密を共有することに。透は心に孤独や闇を抱えている由希や夾たちと共同生活を送りながら、真っ直ぐに向き合っていく――。

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 2月18日に発売された『フルーツバスケットアニメThe Final高屋奈月Illustrations』は、完結したアニメ『フルーツバスケット』に関連したカラーイラストを収録。全てのイラストにコメントが入っていたり、未公開イラストが収録されていたりと、ファンの願望が詰め込まれた1冊に仕上がっている。

『フルーツバスケットanother』4巻(高屋奈月/白泉社)

 また同日発売となった『フルーツバスケットanother』は、『フルーツバスケット』の数十年後を描いたアナザーストーリー。透や由希、夾が直接出てくることはないが、彼らの子世代たちが活躍していく。

 4巻では、表紙にもなっている草摩志岐がメインのストーリー。周囲の環境や自分自身が変化してきた志岐だが、彼の心にはまだ“闇”の部分が潜んでいるよう。他にもファンが多いことで有名な“マブダチトリオ”をメインにした特別編や、アニメパッケージ特典漫画などがたっぷりと収録されている。

“フルバ世代”の必読書とも言える2冊の発売に、SNS上では「うわああ全部入ってる! 映画も書籍も全部楽しみすぎる!」「マブダチ特別編が読めるのめちゃくちゃ嬉しい!」「どっちもフルバファンなら買わない選択肢がないですね!」「高屋先生の愛が詰まったイラスト集に感極まりました…!」といった大興奮の声が続出していた。

 また2月18日からは書籍だけでなく、新作アニメ『フルーツバスケット-prelude-』の上映もスタート。アニメ新作映像では今まで映像化されていなかった透の両親の物語と、透と夾のその後の物語が明かされるという。長年にわたって愛されてきた『フルーツバスケット』の集大成を見届けてみてはいかがだろうか。

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