Qの姉妹作、α登場!!

小説・エッセイ

2012/10/29

特等添乗員αの難事件 I

ハード : PC/iPhone/iPad/Android 発売元 : KADOKAWA / 角川書店
ジャンル:小説・エッセイ 購入元:BOOK☆WALKER
著者名:松岡圭祐 価格:525円

※最新の価格はストアでご確認ください。

『万能鑑定士Qの事件簿』の姉妹作が登場です! 今回ご紹介するのがその姉妹作『特等添乗員αの難事件』です。私はこれだけで思わず手が伸びてしまったのですが、Qとαどこが違うの? とお思いの方もいらっしゃるかと思いますので私なりにまとめていきたいと思います。

まず、『万能鑑定士Qの事件簿』ではヒロインである凛田莉子を中心に様々なドラマや事件と向き合ってきましたが、『特等添乗員αの難事件』ではメインヒロインが浅倉絢奈になります。“Q”の読者の方はもしかしたら…と憶えがあるかもしれませんが、もちろん“α”から新たに興味を持たれた方でも大丈夫です! ヒロインが変わったことにより、ストーリーが新たに展開されるので、前作である“Q”を読んでいなくても楽しめます。もちろん“Q”シリーズを読んでいた方は所々で登場するお馴染の人物たちが登場するので、同じ世界観のまま読むことが出来るのではないでしょうか。

『特等添乗員αの難事件』の魅力は沢山あるのですが、中でも水平思考(ラテラル・シンキング)で展開されるのは“α”シリーズの最大の魅力ではないでしょうか。“Q”シリーズとは違った視点からの事件や物事へのアプローチは読んでいて新鮮な気分にさせてくれます。また、今作はより読者が一緒になって考えられる構成になっているようにも感じました。

ちょっとした時間にも読みやすいひとつの章のページ数、読者に親切な文章力、相変わらず驚かされる松岡先生の知識の量など、どれをとっても読者の心をがっちり掴んできます。発行されるペースが速い所も魅力的。

ミステリーが好きな方、考えながら読むのが好きな方、今読む者をお探しの方、もちろん前作の“Q”シリーズを読んでいた方、私は迷わずこの1冊をオススメします。


待望の姉妹作! 前作読者なら必見

相変わらずリアルな風景描写も健在

今作の魅力である水平思考は読者も脳を刺激されるはず

“Q”シリーズお馴染の凛田莉子も登場