アニメ放送中にあわせて読みたい！ 原作者本人が手掛ける公式ノベライズ『ラブオールプレー①青色のつむじ風』

　2022年4月2日（土）に放送開始のアニメ「ラブオールプレー」。青春をバドミントンに捧げる少年たちの戦いの幕開けに先駆けて、公式ノベライズ『ラブオールプレー 青①色のつむじ風』（ポプラ社）が発売された。

『ラブオールプレー』は、作家の小瀬木麻美氏が手掛ける大人気青春バドミントン小説。ひょんなことからバドミントンを始めた主人公・水嶋亮が、個性豊かなチームメイトたちと共に成長していく姿を描いている。昨年8月には『新装版 ラブオールプレー』も発売され、ファンから「確かに10年前、読んで大興奮していたんですよ！ 新装版も買っておきたいな」「数少ないバドミントン小説の中ではずば抜けて面白い作品だよね！」といった喜びの声が寄せられていた。

　そして今回、アニメ「ラブオールプレー」公式ノベライズとして、新たに『ラブオールプレー①青色のつむじ風』が登場。同書は原作者本人が手掛ける、原作とはまた違った、ここでしか味わえないオリジナルストーリーが展開されていく。

　また「横浜湊高校バドミントン部のキャラクター紹介」「バドミントン簡単マニュアル」「特別公開！ アニメ設定資料」など、アニメをさらに楽しむためにチェックしておきたい貴重な情報も盛りだくさん。担当編集者も、「4月から放送の大注目春アニメの世界にひと足早く浸れます」「アニメシナリオを元に、原作者の小瀬木麻美さんご自身がノベライズされているので、『アニメの小説版』とはちょっと違うと思います」「アニメと小説の『いいとこ取り』です」と太鼓判を押している一冊だ。

　ファンの間では、「原作者本人が手掛けるノベライズ…。それってなんかすごいことだよね！」「バドミントンをテーマにした作品の中ではトップクラスの名作。ノベライズも良き」「ノベライズ読んで、アニメの放送がさらに楽しみになりました！」などと大きな話題になっている模様。

　余談ではあるが、『ラブオールプレー①青色のつむじ風』の執筆に関して小瀬木氏は自身のTwitterで「ノベライズを書くという行為は、国語の問題を解くことに似ている。原作者の想いはさておき、出題者（シナリオ、監督、制作スタッフの皆さん）の求める解答を手探りする日々。及第点を貰えると嬉しいのですが」といった感想を寄せていた。

　早くも公式ノベライズ第2巻の発売も決まっているとのことなので、この機会にぜひ手に取ってみてほしい。