小松菜奈・坂口健太郎W主演の映画原作・ベストセラー小説をコミカライズ! 『余命10年』に「本当に読んで後悔しない作品」と読者も太鼓判

マンガ

公開日:2022/3/11

余命10年
『余命10年』上巻(著:かわちゆかり、企画・原案:小坂流加)

 小松菜奈・坂口健太郎W主演の映画原作・ベストセラー小説をコミカライズした『余命10年』の上巻が、白泉社より2022年3月4日(金)に発売された。切なすぎる小説としてSNSで話題となった小説をベースに、透明感のある絵で彩りを添えたのは、ベテラン漫画家のかわちゆかり氏。美しいイラストとともに、『余命10年』の世界を堪能してみてはどうだろうか?

 20歳の茉莉に宣告された命の時間は、「余命10年」。友人たちが社会に旅立ち、それぞれの道を歩んでいく中、茉莉はひとり病魔と闘い、孤独と向き合っていた。そんなある日、故郷に戻った茉莉は、「ある人物」と再会する。「恋なんかしない」と決めたはずなのに、心境に変化が生まれていく茉莉。

 コミックは、茉莉が病院で過ごす夏の日から始まる。同じ病気で入院している礼子と「後悔していること」について会話しているのだが、それは礼子との最後の会話になる。後日礼子は亡くなり、茉莉は人の「死」がリアルであることを実感するのだ。自分の運命を知った茉莉は、強がったり葛藤したり、疑問を抱いたりともがいていく――。

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 同書に対しては、「小坂流加さんが大好きでこの小説を読んでいたんだけど、まさか漫画になるなんて! 絵、好きです、ありがとうございます!」「本当に読んで後悔しない作品なので、読んでみて欲しい。マジでオススメ」「登場人物の顔もすごく好き。原作は読んでいないので、ドキドキしながら読んだ。主人公の一言一言、胸にジーンとくる!」「相変わらず絵が美しい。かわいい。最高!! 話も良さげで下巻の発売が楽しみ」「ハマってしまった。もっと早く先が読みたい!」との反響が。

 3月18日(金)には、早くも『余命10年』下巻が発売される予定だ。「ある人物」と繰り広げられる恋や、逃れられない運命に対峙する茉莉。茉莉がどんな選択をし、どう生きていくのかという結末まで一気に読めるので、下巻も絶対に読みたくなるだろう。

 書店員さんからも、「感涙必至!」と太鼓判を押されている同書。生きるとは何か、人を愛することは何かということに対し、真摯に描いているので、ぜひ手に取って茉莉の人生に寄り添ってみてはいかがだろうか。

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