春に始まり春に完結! 歳の差と同い年のキュンキュンが同時に味わえる『君は春に目を醒ます』に「控えめに言って神作品」と反響続出

マンガ

公開日:2022/4/15

君は春に目を醒ます
『君は春に目を醒ます』(縞あさと/白泉社)

 時間を止めたい、この時間を永遠に感じていたい…。誰もが一度は願ったことがあるだろう思いを予期せぬ形で叶えた少年と女の子の物語『君は春に目を醒ます』。同作の最終10巻が2022年4月5日(火)に発売され、ファンから反響の声が寄せられている。

『君は春に目を醒ます』のヒロインは、岩永絃。大好きな近所のお兄さん・日下千遥が、病気のために人工冬眠(コールドスリープ)してしまい、絃は小学4年生から高校2年生までの時間を過ごしていた。

 その7年の間に、千遥の病気の特効薬が開発されて彼は目を醒ます。千遥は戸籍上24歳だが、人工冬眠している間は成長が止まってしまう。千遥は正真正銘17歳として、高校2年生に成長した絃と高校生活を送ることになる――。

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 しかし千遥は絃の成長に心がついていかず、“可愛い妹”として接していく。一方で絃は、7年経っても千遥のことが大好きなまま。最初こそすれ違っていた2人だが、徐々に千遥は絃への恋心を自覚し始めるのだった。

 最新10巻ではついに、絃が千遥との関係に答えを出すために放課後に会う約束を取り付ける。さらに10巻には絃のもう1人の幼馴染で、密かに恋心を寄せる弥太郎の番外編も収録。ファンにはたまらないボリューミーな一冊に仕上がっているようだ。

“少女マンガ界の革命”とも名高い同作の最終巻には、ファンからお祝いと感激のコメントが続出。SNS上では、「素敵な作品を生み出してくださり、本当にありがとうございます! しっかりと見届けます!」「最高すぎました!『君は春に目を醒ます』は私の少女漫画界に革命を起こした作品です!」「とても幸せな終わり方だっただけに寂しい。でも弥太郎のこれからが幸せそうで本当によかった!」「千遥と絃がようやく…! 末長く幸せにな!」「控えめに言って神作品でした!」「歳の差と同い年のいいとこ取りをした天才的な作品。1巻から追いかけて、弥太郎に心を鷲掴みにされていたので最終巻で叫びました!」などと、大興奮のコメントが相次いでいる。

 春に始まり、春に完結する今の時期にぴったりな同作。王道少女マンガよりもちょっぴり刺激が欲しい人は、ぜひ手に取ってみてほしい。

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