子育て中のパパ・ママ必見! 大人も一緒に食べられる幼児食で毎日のご飯作りがラクに

出産・子育て

公開日:2022/5/5

1歳から6歳の子どもごはん 365日の幼児食 冷凍できる作りおきレシピ
1歳から6歳の子どもごはん 365日の幼児食 冷凍できる作りおきレシピ』(KADOKAWA)

 仕事を終えて、保育園のお迎えに行って、ご飯を作って……。毎日「今日のご飯は何にしよう?」なんて考えるだけでヘトヘトに。

 そんなパパ・ママにおすすめしたいのが『1歳から6歳の子どもごはん 365日の幼児食 冷凍できる作りおきレシピ』(KADOKAWA)だ。パパ・ママの悩みに寄り添い「今日は無理しなくてもいいよね!」と思えるような工夫がたくさん詰まっている。

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たとえば、豚薄切り肉を使ったミルフィーユポークピカタ

1歳から6歳の子どもごはん 365日の幼児食 冷凍できる作りおきレシピ

 まずは、ポリ袋の中に豚肉を入れて下味、衣づけまでを済ませる。取り出したら、豚肉を重ねてミルフィーユ状にする。これなら、ロース肉を使うより子どもも食べやすそうだ。あとは、フライパンで焼くだけ。見た目以上に簡単な調理で、時間がない日でも、子どもを見ながらでもあっという間に1品できた。

 お肉を重ねているから食べ応えも十分あるが、思ったよりもさっぱりとした味わいで、家族の箸も進む。大人も子どももそのまま一緒に食べられる味つけだから、調理器具を分けたり、途中で取り分けたりする必要もない。これはリピートしたくなる。

レシピは宅配幼児食の「homeal(ホーミール)」が考案

 本書のレシピはすベて、宅配幼児食を専門に扱い、幼児食のノウハウをしっかり持った「homeal(ホーミール)」の管理栄養士が考案しているので安心だ。

「ひき肉」「じゃがいも」など食材ごとにレシピが分かれているので、冷蔵庫にあるものから「今日はこれを作ろうかな」と選べる手軽さもよい。毎食、栄養面も考慮するのは大変だが「鉄分補給」「歯・骨を作る」など期待できる栄養の効果も記載されているので、自由に献立を組みやすくなっている。

 しかも、おかずはすべて冷凍OK! 1週間分のメニューをまとめて作ったり、時間があるときに冷凍ストックしておくと、より時短になる。

幼児食の基礎知識もばっちり

1歳から6歳の子どもごはん 365日の幼児食 冷凍できる作りおきレシピ

 食材の下ごしらえや避けたい食材など、料理をする前に知っておきたいポイントは、本書のはじめにしっかり紹介されているので、普段は料理をしないパパでも安心。ママが細かくレクチャーしなくても、ひと通り読めば、基本はしっかり押さえられる。

 また、年齢ごとに章が分かれていて、各章のはじめには年齢ごとの特徴が記載されており、今自分の子どもがどんな時期なのか、何をどのくらい食べたらいいかの目安を立てやすい。子どもの成長とともに、家族で長く使える1冊となっている。

1歳から6歳の子どもごはん 365日の幼児食 冷凍できる作りおきレシピ

 小さな子どもは、食べムラや好き嫌いもあり、食に関する悩みは尽きない。悩んだときは、そのまま真似するだけで、1週間分の献立が賄える献立カレンダーや、混ぜるだけ、かけるだけといった手間なく1品できるお助けレシピも参考になる。

 パパ・ママの仕事が急に立て込んだ日や、今日はご飯を作る気が起きない、そんな日も「冷凍ストックがある!」と思えば、心に余裕も生まれる。もし、ストックが余ったら大人がそのまま食べてもいい味つけになっているので、大人の食事にしてもOK。無理も無駄もないからこそ、365日しっかり続けられそうだ。

文=宮本貴世

<著者プロフィール>

著者:homeal(ホーミール)
「幼児食の悩みをゼロに」をミッションに掲げる幼児食D2Cブランド。大人も一緒に楽しめる本格味わいの幼児食宅配サービスを中心に、幼児食を知れるマガジン、子どもの成長に合わせたチャットサービス、コミュニティなどを提供。

監修:中村美穂
管理栄養士・料理家。保育園栄養士として乳幼児の食事や食育などを手がけ、2009年に独立。料理教室「おいしい楽しい食時間」を主宰するほか、メディア監修やレシピ提供、スタイリング、乳幼児食講師など幅広く活動。

冷凍監修:西川剛史
冷凍生活アドバイザー。冷凍食品の商品開発などの経験を生かし、現在は冷凍専門家として活動中。年間約1000品の冷凍食品を試食し、累計1万品以上の冷凍食品を実食。homealではサービス立ち上げ前から冷凍幼児食の商品開発に携わっている。

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