コーヒー機器の「メリタ」と「カリタ」、日本の会社はどっち?/大人の最強雑学クイズ

暮らし

公開日:2021/8/5

【答え】「カリタ」

【解説】
家にコーヒーメーカーがある人なら、コーヒー機器総合メーカーの「メリタ」と「カリタ」の名を聞いたことがあるだろう。メリタは1908年にドイツで誕生し、日本では「メリタジャパン」が支社業務を行なう。社名の由来は、創業者であるメリタ・ベンツ。彼女は1908年に、今ではあたり前となった濾紙を使ったドリップ法「ペーパードリップ法」を開発したことで知られ、扇型の一つ穴が「メリタ式」の特徴だ。一方のカリタは、1959(昭和34)年に設立された日本の会社で、創業者は「カリタさん」ではなく、糸満盛京氏。社名はドイツ語のコーヒーのつづり「kaffee」と「フィルター(filter)を組み合わせたもので、メリタとは無関係。扇型の三つ穴が「カリタ式」の特徴だ。

雑学総研

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【著者】雑学総研(ざつがくそうけん)/珍談奇談の類から、学術的に検証された知識まで、種々雑多な話題をわかりやすい形で世に発表する集団。江戸時代に編まれた『耳袋』のごとく、はたまた松浦静山の『甲子夜話』のごとく、あらゆるジャンルを網羅すべく日々情報収集に取り組む傍ら、テレビ番組とのコラボレーションも行なった。著書は、6万部を超えるロングセラーとなっている『大人の博識雑学1000』や、『人類なら知っておきたい 地球の雑学』(以上、KADOKAWA)ほか多数。