「車は左、人は右」の交通ルールはいつできた?/大人の最強雑学クイズ

暮らし

公開日:2021/9/6

【答え】戦後

【解説】
現在の道路交通法では、「車は左、人は右」を通ることが義務となっているが、この法律が作られたのは敗戦後の1949(昭和24)年。それ以前は「車も人も左側通行」が全国共通の決まりだったが、マッカーサー率いるGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)が、安全面から「車は右、人は左」の対面交通を提唱した。しかし、すべての道路標識を左側通行用から右側通行用に作り替えるには莫大な費用がかかる。そこで車ではなく人のルールを変えることで、「車は左、人は右」となったのである。

雑学総研

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【著者】雑学総研(ざつがくそうけん)/珍談奇談の類から、学術的に検証された知識まで、種々雑多な話題をわかりやすい形で世に発表する集団。江戸時代に編まれた『耳袋』のごとく、はたまた松浦静山の『甲子夜話』のごとく、あらゆるジャンルを網羅すべく日々情報収集に取り組む傍ら、テレビ番組とのコラボレーションも行なった。著書は、6万部を超えるロングセラーとなっている『大人の博識雑学1000』や、『人類なら知っておきたい 地球の雑学』(以上、KADOKAWA)ほか多数。