「子育てってまるでお祈りみたい」。出しかけた口と手を、そっと我慢する私/6570日後きみは旅立つ

マンガ

更新日:2022/9/2

 小さい子どもと過ごす毎日は幸せである一方、言うことを聞かない、自分のこともままならない。そんなイライラや閉塞感から、どんなパパママでも一度は「一日でいいからひとりになりたい」と願ったことがあるのではないでしょうか。しかしその毎日が、6750日しかないと知ったら? 

 なかのいと著のコミック『6570日後きみは旅立つ』は、そんな限りある日々を過ごす筆者が、試行錯誤しつつ子どもと向き合う様子を丁寧に切り取ったもの。

 どの選択肢を選ぶことが子どもにとって最善なのか? 日々些細な選択で悩みつつも、子どもの前ではどっしり構える。そんな筆者の姿を綴った『6570日後きみは旅立つ』を読めば、子どもとの向き合い方に少し余裕が生まれるかもしれません。

 口を出して、手を出せばスムーズに終わる子どものお手伝い。しかし我慢して見守ることを決めた『私』。子育てはこんな「お祈り」のようなことしかできないのだと考えるのでした。

※本作品はなかのいとのコミック『6570日後きみは旅立つ』から一部抜粋・編集しました

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