「あんな画像はもう撮れない」ふじの砕氷シーンを、真正面から命がけで撮影した写真長/ふじと南極のなかまたち(下)

マンガ

公開日:2022/8/18

 行けども行けども氷の世界…過酷な航路を無事に乗り越え、ついに南極へ到着!

 時は昭和40年。東京から日本初の砕氷艦である南極観測船「ふじ」が出港しました。200名以上の乗員や観測隊のお仕事は様々。南極地域の気象、大気、雪氷、地質、宇宙物理、生物、海洋などの観測を行うために日本が南極に派遣した「南極地域観測隊」。各分野のプロフェッショナルたちが協力して南極に挑みます。

ふじと南極のなかまたち(上)』は、そんな「南極観測隊」のお仕事を著者のふくのうみさんが実話をもとに、上下巻に渡ってコミカルに描いたコミックエッセイです。

 今回の『ふじと南極のなかまたち(下)』では、航海中の人間模様や、到着してからのペンギンとのやり取りをご紹介します。

 皇帝閣下から南極入国パスポート発行、航行中に餅つき大会、アホウドリのたたり?など、ドキドキワクワク、胸が高鳴る『ふじと南極のなかまたち(下)』をお楽しみください。

 ふじのカッコいいところを、真正面から撮影するという写真長。いい映像が撮れたと意気揚々と帰ってきたが、本音は?

※本作品はふくのうみ著のコミック『ふじと南極のなかまたち(下)』から一部抜粋・編集しました


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ふじと南極のなかまたち(下)

ふじと南極のなかまたち(下)
▲実際の南極圏パスポートがコチラ。ペンギンやショウワギス、
「ふじ」とヘリコプターがあしらわれたデザインでした。

南極圏通過に伴なうもろもろの証明について

南極の支配者ペンギン皇帝閣下の同意と指示により、貴殿に対し下記の通り証明を附与します。

1、貴殿は昭和40年12月29日砕氷艦ふじにより東経43度28分において南極圏を通過しました。
2、貴殿は同圏内に浮遊する氷盤等を含み南極大陸への上陸と居住及び同上空の飛行について名誉と権限を保有します。
3、すべての先住者と諸生物に対する友愛と協調を貴殿の義務に加えます。

▲文面はこんな感じ。優しい世界…

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