2321年の未来――。AIロボットとの暮らしは超快適! だけど1つだけ不満なことがあり…【AI】/意味がわかると鳥肌が立つ話 続⑩

文芸・カルチャー

公開日:2022/10/5

大ヒットしたショートストーリー集、「5分後の隣のシリーズ」『意味がわかると鳥肌が立つ話』の続編! 蔵間サキ編著の小説『意味がわかると鳥肌が立つ話 続』から厳選して全11回連載でお届けします。今回は第10回です。一見何気ない物語、しかし、ページをめくり読み進めると、そこには鳥肌の立つような意外な展開が…! 恐怖だけでなく、感動や笑いなど、思わず背筋がゾワッとする『意味がわかると鳥肌が立つ話 続』を、ぜひお楽しみください! 2321年。何でも完璧に用意してくれるAIロボット・ハロとの暮らしは至れり尽くせり。しかし、一つだけ不満なことがあり…。

【怖い場面あり、苦手な人は閲覧注意!】

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意味がわかると鳥肌が立つ話 続
『意味がわかると鳥肌が立つ話 続』(蔵間サキ:編著/Gakken)

AI

 2321年。

 オレは、AIロボットと一緒に暮らしている。名前はハロ。ハロは、そのときの状況を瞬時に察知して、快適な室温に整えてくれる。毎日の食事も、栄養面を考えて、完璧に用意してくれるのだ。

「お腹が空いた」

『今日の朝ごはんは、パンとサラダ、目玉焼き、いちご、牛乳です』

 お腹がいっぱいになって、一眠りすると、適度な時間にハロが起こしにくる。

『散歩の時間です。寒いのでこれを着てください』

 ハロはボクの体調をいつでも気にしてくれて、定期的な運動をするように促してくれる。洋服も最新のカッコいい服を用意してくれる。まさに至れり尽くせりだ。

 でも、一つだけ不満がある。それは、部屋の外に1人で出ることだけは禁止されている、ということだ。「危ないから」というのが理由だそうだが、過保護すぎやしないだろうか。もうオレは立派な大人だ。たまには1人で自由に歩きたい、と日々思いながら窓の外を眺めている。

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