最近“もの忘れ”がひどいおじいさん。「どうしたの?」ある日、孫の顔を見てゾッとする…【もの忘れ】/意味がわかると鳥肌が立つ話 続⑪

文芸・カルチャー

公開日:2022/10/6

大ヒットしたショートストーリー集、「5分後の隣のシリーズ」『意味がわかると鳥肌が立つ話』の続編! 蔵間サキ編著の小説『意味がわかると鳥肌が立つ話 続』から厳選して全11回連載でお届けします。今回は第11回です。一見何気ない物語、しかし、ページをめくり読み進めると、そこには鳥肌の立つような意外な展開が…! 恐怖だけでなく、感動や笑いなど、思わず背筋がゾワッとする『意味がわかると鳥肌が立つ話 続』を、ぜひお楽しみください! 最近もの忘れがひどくなったが、近所に住む孫がよく来てくれて助かっていた。「財布の場所がわからない」孫に電話をかけて、来てもらうと…。

【怖い場面あり、苦手な人は閲覧注意!】

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意味がわかると鳥肌が立つ話 続
『意味がわかると鳥肌が立つ話 続』(蔵間サキ:編著/Gakken)

もの忘れ

 最近、もの忘れがひどくなってきた。どこに何があるのか、すぐに忘れてしまって、何をするにもまずは探し物から始まる。

「圭太、私のメガネを知らんか?」

「洗面所にあったから持ってきてあげるよ」

 近所に住む孫の圭太が私の頼みの綱だ。一人暮らしの私を心配して、こちらからお願いしなくても、気にかけて、よく来てくれるのだ。家のどこに何があるか、よく把握しているので助かる。

 圭太が帰った後、宅配便がやってきた。代引き払いだという。困った。財布はどこに置いただろう? 受け取りに必要なハンコも見つからない。

 私は仕方なく圭太に電話をかけた。すると、圭太が大慌てで戻ってきて「どうしたの?」と言う。圭太の言葉を聞いた私は、腰が抜けるほど驚いた。

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