心が乱れる原因は? 自分の心の荷物を整理整頓することで、あなたの気持ちも前向きに!/自分を整える 手放して幸せになる40のこと

暮らし

公開日:2022/10/11

 無意識のうちに自分の行動に制限をかけ、窮屈さを感じる。本当はもっと自分の思いどおりに過ごしたいと願いながらも、どこかに不安を抱えながら生きている人は多いのではないでしょうか。

 そんな毎日から抜け出して、自分らしく幸せな人生を歩んでいくために、『自分を整える 手放して幸せになる40のこと』では、著者の永松茂久さんが、多くの人が必要以上に抱え込んでいる悩みや不安など、手放すことから始まる「自分を整える」方法をわかりやすくご紹介します。

「遠慮」や「ガマン」をやめ、「しがらみ」や「見栄」を手放す方法とは――?

自分を整える 手放して幸せになる40のこと』は、あなたがもっと楽に楽しく生きていくためのヒントが詰まった1冊です。

 心が乱れる原因は、自分で自分を責めること。自分を整える作業は、新しい自分に「引っ越し」をして、心の荷物を整理整頓することからスタートします。

※本作品は永松茂久著の書籍『自分を整える 手放して幸せになる40のこと』から一部抜粋・編集しました

自分を整える 手放して幸せになる40のこと
『自分を整える 手放して幸せになる40のこと』(永松茂久/マガジンハウス)

07 新しい自分に引っ越そう

心が乱れる原因は?

 自分を整えて、気分が上がる選択をするために、まずいちばん初めに大切なこと。それは、「選ぶ自分を許可する」ということです。

「自分は気分が上がるほうを選んでいいんだ」と心から思えないと、そのあとの「人づきあい」「モノ」「お金」を整え、「不安」を手放すことができなくなります。

 私たちはみな、心で考え、心で許可したことを行動に移します。

 ということは、まずは自分がこれまでに積み重ねてきた、マイナスな意味での心の癖を手放すことからすべてが始まります。

 つまり、「心を整えることから、自分を整える作業が始まる」のです。

 心が乱れる一番の原因、それは「自分で自分を責めること」です。

 周りの人から責められたときも苦しいものですが、それはまだ解決方法があります。その人と距離をおけばいいのです。

 しかし、それが自分自身だったとしたら、逃げ場はなくなります。

 自分自身から逃げることは誰にもできません。

 にもかかわらず、多くの人が過去の失敗や心の癖を、心の倉庫に抱えて自分を責めながら、どこか重たい気分で生きてしまっています。

 

自分を責めるのはいますぐやめよう

 自分を整えて、新しい自分を始めるということは「引っ越し」と似ています。

 あなたもこれまで住む場所を変えたことがあるはずです。

 新しい場所で生活を始める。

 新しい環境で生きる。

 新しく出会う人たちと生きる。

 そして何よりも、新しい自分と生きる。

 

 こうして自分を引っ越すために、まずいちばん大切なこと。

 それは、引っ越しのスタートがそれまであった荷物を整理して手放すことから始めるのと同じように、「自分の心の荷物を整理整頓する」ということから始めるのです。

 

「なんで自分は失敗したんだろう」

「自信が持てない」

「周りの人のようにうまくいかない」

 あなたの中に、こうした後悔や我慢が少なからずあるでしょう。

 

 まず初めに手放すべきものは、あなたが自分を下げてしまう心の癖です。

 

 自分を責め続けながら、自分を整えることはできません。

 まずは心の倉庫から1つずつ、この荷物を出していくことから始めることが何よりも大切なことなのです。

気分が自然に上がるコツ07
自分を責める癖を手放す

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