サッカー選手にとって「ワールドカップ」とは?/サッカー日本代表:浅野拓磨『考えるから速く走れる ジャガーのようなスピードで』

スポーツ・科学

公開日:2022/12/10

 2022年11月23日(水)日本中が歓喜に沸いた。FIFA ワールドカップの初戦、優勝候補の強豪・ドイツに2対1で逆転勝利した日本! FWの浅野拓磨選手がゴールを決めた瞬間、感動して涙した方も多いのではないでしょうか。

 今回は、今最も注目されてるサッカー日本代表:浅野拓磨選手の書籍『考えるから速く走れる ジャガーのようなスピードで』をご紹介します。

「誰よりも深く考えなければ、誰よりも速く走ることはできない」……。7人兄弟の3番目という大家族に生まれ、サンフレッチェ広島の10番からあっという間にプレミアリーグ・アーセナルに完全移籍した浅野拓磨選手。

“世界最速”とも評されるサッカー選手は、試合中にいったい、どんな景色を見ているのか? 海外でいま直面している悩み、そして、日本代表への強烈な思いとは――。

 浅野拓磨選手の思いが詰まった『考えるから速く走れる ジャガーのようなスピードで』を、ぜひご覧ください!

※本作品は浅野拓磨著の書籍『考えるから速く走れる ジャガーのようなスピードで』から一部抜粋・編集しました

サッカー選手にとってのワールドカップ

 ワールドカップは、「どのくらい大切?」と聞かれると難しいけれど、とにかく「絶対に出ないといけない」と思っているくらい、重要な大会です。サッカー選手にとっては、たしかに「ワールドカップがすべてじゃない」ともいえます。でも、サッカー選手なら誰もがピッチに立ってみたい舞台であることは間違いないし、ぼく自身もそう。そういう目標があるなら、ワールドカップをめざさない理由はありません。

 まして、自分がそれに近づいていると実感しているならなおさら。自分の実力が足りていなくても、誰かに「ふさわしくない」といわれても、自分がその舞台に立つまであと一歩のところにいるなら、絶対にそれをめざさなきゃいけない。

 ある意味、日本は恵まれていると思います。ブンデスリーガにはすごい選手がたくさんいるけれど、みんながワールドカップへの出場経験があるわけじゃない。ワールドカップで優勝を狙うような国ならメンバーに入るだけでもたいへんだし、そもそも厳しいヨーロッパ予選を勝ち抜けない国もたくさんある。それと比較すれば、日本はワールドカップに近いところにいると思います。だから、そのチャンスをみすみす逃すなんてありえない。

 もちろん、サッカー選手という道を選んだ自分のためでもあります。ただ、ぼくは誰よりも家族、それから、支えてくれたいろいろな人のために頑張らないといけない。そういう人たちに恩返しをして、喜ぶ顔を見たい。それが正直な気持ちです。「自分のため」なら頑張れないかもしれないけど、ぼくの場合は「自分のため=家族のため」ですから。

<続きは本書でお楽しみください>

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