まさか! 「ブリザード」に漢字があった!?/奇妙な漢字

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公開日:2023/1/21

この世に存在する、奇妙な漢字。思わず「本当にあるの?」と疑ってしまう漢字の意味や起源を紹介する1冊が、『奇妙な漢字』(杉岡幸徳/ポプラ社)。ビジュアルがインパクト大の漢字から、とにかく画数が多すぎる漢字など、盛りだくさん! 起源をたどれば、教養書としても読めるかも!?

奇妙な漢字
奇妙な漢字』(杉岡幸徳 /ポプラ社)

奇妙な漢字

魚部12画(23)
訓:ブリザード
意味:ブリザード

はい、馬鹿にしています

 これで「ブリザード」と読む。「人を馬鹿にするな!」と怒る方がいるかもしれないが、その通り、この字は人を馬鹿にしているのだ。

 これは暴走族が作った漢字である。魚偏に「嵐」をつけてブリザード(猛吹雪)のイメージを作りたかったのだろう。「夜露死苦」だとか、とにかく暴走族は難しい漢字を使いたがるものだ。

 なぜ魚なのかは謎だが、これは「鰤(ぶり)」から来ているそうだ。といっても、まったく理屈がわからないのだが。論理が暴走しすぎだろう。

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