シロート女子が挑戦!!電子書籍を作ってみた【第4回/販売編】

ebooklist

2011/10/28

前回までのあらすじ

シロート女子でも電子書籍を作って売ることができるのか?を検証するため、僕はニコニコ動画の「踊ってみた」で活躍する踊り手の女の子2人を召喚。そして同じ踊り手の男子をモデルにした電子写真集を作ることが決まる。

いつの間にかリアル写真集も作る方向で話が進んでゆき、そのせいで電子写真集を作るだけなら考えなくてよいことに悩まされつつも、なんとか仕様と販売価格をゆるやかに決めることに成功。

さらに、踊り手への出演オファーを仕切る助っ人として「今岡さん」を一本釣り!各地の踊り手たちの協力で写真撮影も無事終了し、いよいよ写真集の完成を待つばかり。果たしてその出来は!?






(「第1回/企画編」はこちら
(「第2回/設計編」はこちら
(「第3回/撮影編」はこちら

ついに電子写真集が完成!

なんやかんやあったものの、仕様決め、写真撮影、データ入稿も終わり、こちら側で出来る作業は全て終了。あとはBookWay(ブックウェイ)を運営する小野高速印刷さんに電子書籍へと仕上げてもらうのだ。なお、制作&校正期間として通常入稿から2週間程度は見てほしいとのこと(表紙のデザインまで依頼する場合は、これと別に1週間ほど必要)。なので、自分たちが販売を開始したい時期と照らし合わせて入稿までの作業スケジュールを決めていこう。






左の画面では出演者一覧ページを制作中。
編集ソフトは紙の本を作るのと基本同じだとか。

そして・・・・・・、ついにシロート女子が作った電子書籍が完成!!!

実はこの企画、記事の連載は9月からですが、その2ヶ月以上前からスタートしていたという意外にロングなプロジェクトだったりしたので、何だか感無量です。

そんな僕個人の感傷はさておき、皆さんお待ちかね、電子写真集の仕様や価格、そして全ての出演者と、かっこよく仕上がった表紙デザインを一挙に大公開しちゃうぜ!

電子写真集のタイトルは、『DANCE MEETS BOYS』
その名の通り、踊りに魅せられた全国の熱き漢たち総勢29人(以下参照)が大集結。豪華82ページ(もちろんフルカラー)に加え、お得な動画付きでなんとお値段、500円(税込)!どうですか奥さん!

▼写真集の表紙デザイン






▼出演者リスト(順不同)
汚いなりん/野崎弁当/夜徒/恐怖。/One/牙突/
ぼっつ/とみたけ/Kuu./隼人/仏壇仮面/あすぱら/
気まぐれプリンス/にーちゃん/デビ作/にゃんたろ/
おかめ/今岡さん/めろちん/TAKUMA/ただのん/
ぜあらる/白服/ナオシゲ/ニコ麻呂/俵屋/ハク/
ヲタの召使/SecretGuest()

ちなみに、この写真集、PC(Windows、Mac)はもちろん、iPadなどのタブレット端末や、iPhone、Andoroid(※)といったスマートフォンで見ることができるのだ。

※Android版はあらかじめビューワーソフトのダウンロードが必要です
※Android版は2.2以上でないと閲覧できません。ご注意下さい

今すぐ購入したいっていう素敵な人は、こちらをクリックして、Bookwayの販売ページへ行ってみよう!無料立ち読みもできるからゆっくり見ていってね!

電子写真集の収支はどうなる?

とまあ、なかば勢いで作ってしまった電子写真集ですが、お金は大事!ってことで、重要な収支をシミュレーションしてみようと思います。

まず実際に制作にかかる原価。
今回のように写真データのみで、レタッチなどの後加工が必要なければBookWayへ支払う制作費は3万円程度に。ただし、電子書籍の種類(雑誌のように文章と文字が混在する等)によっては、10,000円+1,000円×ページ数くらいの費用がかかるとのこと。基本的に原稿を送ってから個別に見積もりを出してもらう形になるので、事前に相談しながら進めるのが鉄則だ。

次に電子写真集を販売することで得られる著者の取り分。
BookWayで販売する場合、著者に入る印税は売上金額の50%となるので、今回は1部販売されるごとに500円×50%=250円の印税が著者分として入ることとなる。今回かかった制作費はBookWayへ支払う約3万円なので、これを原価と考えると120部以上売れれば元がとれ、300部売れた場合は45,000円の、500部売れた場合は95,000円の利益となる。

ただしこの計算、踊り手や撮影者たちのボランティアの上に成り立っているということを明記しておきたい(お前らサンクス!)。

果たしてリアル本は作れるのか?

この連載の第2回目で高らかに宣言してしまったリアル本の制作計画。
ただ、リアル本を作るにはある程度のお金が必要になり、シロート女子が気軽に作るにはリスクが高いので、電子書籍の売上を原資にして作れる範囲のものを作ろうという結論になった。

そこで、上でした電子写真集の売上シミュレーションをもとに、予算に応じてどの程度の仕様にできるのか、小野高速印刷さんに相談してみることに。

前回見積もりをとったのはB5サイズ、フルカラー40ページ、その他仕様はおまかせのオンデマンド印刷本を100部刷ったときの製造原価で、結果「125,300円」だった。ということは、仮に電子書籍を500部売ったとしても、その著者に入る売上95,000円では足が出てしまい、このままの仕様ではリスクが発生してしまう。

女の子たちと話したところ、フルカラー40ページ以下はどうしてもゆずれない線みたいなので、サイズをA5サイズに落とした場合で、100、200、300部刷ったときの製造原価を再度見積もってもらった。

▼見積もり金額(税別)

ふむ!見積もり金額だけを見てたら何だか100部くらい作れる気がしてきましたぞ・・・。

「電子写真集が500部売れたら95,000円の売上なんだから、お釣りがくるじゃん!てゆーか、もし500部売れなくても足りない分はtakachiiさんが援助してくれれば作れるし」

「そーだねー作れるねー・・・・・・っておい!」

シロート女子たちとアホなやりとりをしつつも、“1ヶ月間で500部売れたらリアル本を作る”という、やや厳しいノルマを設定してみた。だって山は高い方が越えたときの喜びが大きいと言うじゃないですか(笑)

そんなわけで、彼女たちはノルマを達成し、みごと自分たちの欲望を形にできるのか?
この試みを応援すべく、写真集に出演する踊り手3人から素敵なメッセージ動画をもらっちゃいました!
ぜひ見てみて下さい~




次回、結果報告を待て!

「1ヶ月で500部売る!」というノルマ達成でリアル写真集を作れるかどうかが決まることになるも、果たしてシロート女子が作ったものが500部も売れるのか?そしてリアル本を本当に作ることができるのか・・・!?次回の結果の鍵はこれを見ているあなたが握ってます!

そして、さっそく電子写真集『DANCE MEETS BOYS』をご購入いただいた天使の心を持つ方々へ。
記事の下にコメント投稿欄がありますので、写真集を見た感想や、制作陣、出演者へのメッセージ、リアル写真集に期待することなど、どしどしコメントしちゃってください!

次回はたぶん最終回!はてさてどうなることやら・・・?
ではでは1ヶ月後をお楽しみに!