つぶやきシローの青空読書 『注文の多い料理店』を読んだよ

2011/11/1

ツイッターフォロワー数 50 万人のつぶやきシローが
大人になった今だからこそ読みたい、なぜか青空が似合う文豪たちの名作文庫を真面目に読書

今回の読本はコレ!

電子『注文の多い料理店』宮沢賢治

都会から猟に来た二人の紳士。獲物を得られず、日も暮れてきたので引き返そうとした矢先に案内人が消え、猟犬が死んでしまう。山道で路頭に迷った二人がついに見つけたのは、「西洋料理店・山猫軒」。そこには「当軒は注文の多い料理店ですからどうかそこはごしょうちください」との注意書きが。「きっと流行っているお店で、注文が多くて手間取るんだろう」と解釈し、二人は店内へ入ってしまう。「靴の泥を落としてください」、「金属製のものをはずしてください」、「クリームを体に塗り込んでください」など、延々と続くおかしな注文も、ことごとく好意的に解釈して進んで行く。しかし、そこは「人間を西洋料理として食べる店」なのだった。
自然や動物をテーマにした作品の多い宮沢賢治の代表作であり、唯一生前に出版された短編集である。挿絵が付され、童話として親しまれてきた作品だ。

つぶやき感想文

この作品って、“自然や動物を大事にしない人間を森の神様が懲らしめた”ってことでしょ。宮沢賢治は岩手県出身で農林学校を出ているから、もしかしたらノンフィクションだったんじゃない? 東京から来たお偉いさんで、「美味い鹿を喰わせろ」みたいなイヤ〜なヤツがいて、それを風刺したのかもね。

 

 

まず靴を脱いでください、上着を脱いでくださいって、ちょこちょこ脱がせていくのが遠回しすぎてもどかしいのよ。僕だったら『寒かったでしょうから、お風呂へどうぞ』って書いておいて全部脱がせるね。体もキレイに熱湯消毒されるし、一石二鳥でしょ。

で、お風呂に入ったら、釜の温度を一気に上げるのよ。それでその風呂釜にジャガイモとかニンジンを放り込んでぐつぐつ煮て、最後にカレー粉を入れるの。「カレー屋 つぶ猫軒」ね。本当に食べる気があるんだったら、この方が段取りいいでしょ。

 

 

もしくは、「つぶ猫ハンバーガーショップ」でもいいよね。『疲れたでしょうから、どうぞ寝転がってお休みになってください』って書いておいて、置いてあるソファーがバンズになってるのね。で、毛布をどうぞってチーズを掛けて、枕はピクルスね。最後に掛け布団でもう一枚バンズを掛けてあげるのよ。美味しそうでしょ。

僕はこの話って、“食べられる方の気持ちを人間も理解しなさい”ってことだと思うんだよね。人間はいつも食べる方だけど、食べられるのはイヤでしょ、っていう動物たちからのメッセージね。この作品は、かなり深いテーマがあるよ。『あなたはどう感じましたか』って問われている気がするよね。この作品自体が、読者に考えさせる“注文の多い本”なんだね。