【第32回】「いしぼ」の未来とは?/統括プロデューサー・成田耕祐インタビュー

アイドル

2016/3/8

こんにちは、石膏ボーイズ担当マネージャーの石本美希(いしもとみき)です。
いよいよアニメも佳境に入ってきましたね!
というわけで今回は、2014年から石膏像を運び続けた「今、日本で一番石膏像の扱いに慣れている人」統括プロデューサーのKADOKAWA成田耕祐さんにインタビューを行いました。
気になる今後の「いしぼ」は…?

石本「アニメもいよいよ残り3話となりました。これまでを振り返っていかがですか?」
成田「早かったですね。アニメが始まってからというより、石膏ボーイズプロジェクトを始めた2014年冬(元は画材商品の新デザイン用として誕生したキャラクター)から、もう1年以上経っているというのが、体感的に早いです」
石本「成田さんと私は行動をともにすることが多いですが、この3〜4ヶ月特に慌ただしかったですね」
成田「誰がどの仕事までやっているのかの内情言っちゃうと間違いなくドン引きされるので詳しくは言えませんが、ほんと毎日石膏漬けでしたね」
石本「ちなみにどのお仕事が辛かったですか?」
成田「辛くないよ、楽しかったよ(笑)。…ま、あえていうなら、石膏の運搬が激増したことですかね」
石本「愛知県や大阪府に車で行きましたよね」
成田「この前、東京〜大阪間を途中名古屋でイベント挟みつつ、1人で石膏2体乗せて往復16時間運転しましたからね。あと、幕張メッセから4体車に乗せて都内に戻っている最中に、昔ながらのヤンキーの車2台に囲まれて煽られたの悲しかったなぁ。ぼんやりだけど『なに乗せてんだよ、てめぇ』って叫んでたの聞こえたから…。」
石本「世間は石膏像に厳しいのですね」
成田「特殊な性癖に見えるんだろうね」

石本「残り3話となったアニメですが、ここからの見どころを教えてください」
成田「10話以降は物語軸が色濃さを増します」
石本「ドラマティックになるということですか?」
成田「感動してもらいたいんです、石膏で。難しいじゃないですか、この題材で視聴者を感動させることって。笑わせることはできてもあの見た目じゃ泣けない。でも、その難しいチャレンジをすることが楽しいし、結果もし感動してくれたら、「石膏なんかで泣いちゃった!」と皆さん悔しいかもしれないけれど、今まで感じたことのない満足感を得てくれるんじゃないかと勝手ながら感じているのです」
石本「私はみなさまより一足早くこの後のアニメを拝見しましたが、すごく…他人事に思えなくて泣いてしまいました。古城門志帆さん演じる石本に自分を投影してしまって…」
成田「石本が石本に投影って、もうなんだか分からないね(笑)」
石本「私も私なりに石膏ボーイズと向き合ってきた日々でしたので、感慨深くて…」
成田「このお話に石本というヒロインキャラクターを設けた目的が10話以降でより理解してもらえるかなと。何度となく色んなところで言っていますが、アニメ版石膏ボーイズは石本美希の物語です。古城門さんが全身全霊で向き合ってくれたこのキャラクターは、僕にとって間違いなく心の支えでした」
石本「ズバリ…これからの石膏ボーイズはどうなりますか?」
成田「石膏ボーイズは元々画材商品向けキャラクターとして始まったプロジェクトです。僕の中でのスタートとゴールは美術業界の発展に少しでも貢献することです。それ以外、特に欲望はない…はずだったのですが、おかげさまでアニメが国内外から高い評価いただいたことで心変わりし始めています。表向きには見えづらいと思いますが、収益も順調です。もちろんアニメの続きはやりたいです。これだけ愛情を注いでくれたスタッフ・キャストに出会えたわけですから。美術業界への貢献とともに、石膏ボーイズにしか成し得ないアニメコンテンツとしての行く末も見てみたいと思うようになりました。そしていつの日か、彼らをスターにしてあげて、みんなに惜しまれながら解散イベントをすることが僕の夢なんです」



成田耕祐(なりた・こうゆう)
株式会社KADOKAWA ライセンス事業局商品企画課課長。東京藝術大学大学院を卒業後、株式会社メディアファクトリーに新卒入社(後にKADOKAWAと合併)。映像事業・商品企画事業・ライトノベル編集部を渡り歩く。現在は商品企画課のマネジメントを行う一方で、オリジナルキャラクターの開発・プロデュースも行う。
http://www.mediafactory.co.jp/mfhobby/
http://www.mediafactory.co.jp/mfhobby/jyosibu/

【石膏ボーイズとは?】
今年の4月にデビューした、「世界初の石膏像アイドル」。
数多くの石膏像から、「イケメン」「新人感」をキーワードに選出された4人によるユニット。

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