第30回 岐阜あるある/瀧上伸一郎(流れ星)連載

2017/7/15

僕ら流れ星はふたりとも岐阜出身です。
なんなら岐阜県の観光大使です。
だから今回は岐阜の事を皆さんに色々知ってもらいたいと思いました。

 

岐阜はとにかく山と川しか無い地味でマイナーな県です。
岐阜には海が無いので海には異常な憧れを持っています。
岐阜県民は海系の物を見るとテンションが上がります。
サザンオールスターズなどは岐阜県民の憧れの集合体だと思います。

 

あと岐阜県民は名古屋(愛知)に対して絶大な憧れを持っています。
岐阜の若者の洋服等の買い物やデートは基本、名古屋まで行きます。
岐阜に無いものは全て名古屋にあります。
名古屋に行ったら何とかなる。
岐阜県民はそう信じています。

 

“岐阜は名古屋の植民地”

 

そう断言しても過言ではありません。(いや過言かも)

 

どれだけ岐阜県民は名古屋に憧れてるかと言うと、岐阜県出身者は東京で、
“どこ出身ですか?”
と聞かれると、

 

「名古屋の方です」

 

と言います。
(これ本当です。実際にこういう事言ってる人二人目撃した事あります)

 

悪質な訪問販売の人がよく使う
「消防署の“方”から来ました!」
と同じ手口です。

 

岐阜県の地味さを自覚し、名古屋への憧れがその台詞を言わせていると思うと悲しくなります。
後はこっそり伝えるパターンもあります。
名古屋の番組に出させて頂いた時、帰り際一人のスタッフさんが僕の方に近づいて来てボソッと言いました。

 

「あの、実は僕も岐阜出身なんです……」

 

隠れキリシタンか!!

 

何故か岐阜県出身者は岐阜県出身であるという事をギリギリまで隠します。

 

僕自身悲しい思いをした事もあります。
数年前した合コンで岐阜出身の女の子がいました。
僕は同じ岐阜県出身として岐阜の話で盛り上がろうと岐阜の話を色々していました。
「岐阜は海無いけど岐阜の鮎は美味しいよね!」
「……もうやめて」
「へ?」

 

「岐阜が嫌で東京出てきたの! 岐阜の話はもうやめて!!」

 

どんだけ岐阜嫌いなんだよ!!!
岐阜で何があったんだよ!
巨大鮎に襲われたとかか!

 

住んでいる所にあまり自信が無いせいか、県民性も地味です。
あまり目立とうとせず大人しい県民性です。
全国のショッピングモールなどの営業で僕が、

 

「ちゅうえいのギャグ知ってる人!」

 

と言うとあちこちからちびっ子達が手を挙げてくれるんですが、岐阜県の営業で同じ事を言っても手が挙がりません。
別にちゅうえいのギャグを全く知らないんじゃなくて、手を挙げるのが恥ずかしいんです。
ちびっ子に目を向けると、“お前手を上げろよー”“いやお前がいけよー”等と恥ずかしがりながら譲り合っていたりします。

 

そういう県民性です。
だからホームであるはずの岐阜県での営業が一番アウェー感が出たりします。
そうなってくると、

 

“じゃあちゅうえいは何なんだ!?

 

空気読まずに前に出まくってギャグやったりしてんじゃねぇか!”

 

と思われると思います。
ちゅうえいに関しては、

 

“岐阜の突然変異”

 

と言われています。
ちゅうえいと“岐阜”は同列に考えないで下さい。
誤解しないで頂きたいんですが、地味でマイナーな県ですが良い所も沢山あります。
全国で一位に輝いている事もちゃんとあります。

 

“漢字で書けるか自信が無い県”第一位。

 

悲しすぎます。
ちなみに“岐阜”の“阜”は“岐阜”を書くとき位しかほとんど使わない漢字だそうです。

 

いやどんだけマイナーな漢字だよ!!

 

でも岐阜県が“日本一”の誇れるものはまだまだあります。

 

換気扇の生産量、日本一!
ダンボールの生産量、日本一!
食品サンプルの生産量、日本一!

 

全部地味です。
そう、とにかく岐阜県は地味なんです。

 

でも好きなんです。
好きだから岐阜の歌も作りました。
岐阜県民もそうじゃない人も岐阜の事が好きになる名曲です。
そうです。あの、

 

“岐阜ミーチャンス”

 

です。
あれ? 知らないですか?
三年前に出したんですけど。
でもこの歌凄いんです。
ヒャダインさんに作曲して貰いました。
岐阜ミーチャンス
本当に凄いでしょ?
絶賛発売中なんで買って下さい。
岐阜県民二百万人、一人一枚買えばダブルミリオンです。
岐阜ミーチャンス
宜しくお願いします!

 

 




真ん中は岐阜県のゆるキャラ“ミナモちゃん”
ミナモちゃんは岐阜ミーチャンスを完璧に踊れます。