『週刊ツリメ』「ロサンゼルスのダウンタウンで起きた出来事」/【第30回】

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公開日:2018/9/21

 この第30回の前に第29回を読んで欲しい。これは前回の続きだからね。てか30回も続いてるのにビックリ仰天。

 ロサンゼルスの天候は日本に比べて穏やかだ。滞在期間は6日。最終日以外はずっと晴れだった。最後の日だけ曇り。空を見上げると空一面雲だらけ。そんな天候を日本で見たら、最悪って言葉をぽろっとこぼすだろう。ただここはアメリカだ。周りを見渡せばEnglishだらけ。日本語を見かける機会はぼぼ無い。そんな生活を1週間していたら、思わずF〇〇Kって単語が口から出ちゃった。Sorry。

 現地の人に聞いた所、雨が全然降らないらしい。逆に降る方が珍しいと話していた。

 日本では、3日以上傘を差している日があっても珍しくない。急に降ったり止んだりするゲリラ豪雨。遊ぶ予定をしていたのに雨のせいで「今日は天気悪いみたいだし遊ぶの無しにしよっかぁ〜」ってなっちゃう。そんなところに嫌気が差していた。

「阿笠博士〜。僕が住んでる所だけでも良いから雨雲を吹き飛ばす装置を作ってぇ」って甘えたら本当に製作しちゃうかも知れないが、まだ2018年にそんな博士は居ない。きっと数百年後の人なら不可能じゃないんだろうな。

 だからロサンゼルスに来て、この地域の天候になって欲しいと願っていた。だが初日に散歩をしていたら、そんな望みはゴミ箱に捨てた。

 お汚い話になっちゃうが、皆んなで町を歩いているとオシッコ臭い場所があったんだ。僕以外の人も気づいて居たらしく、「くさっ!」って言葉が思わず出てしまった。残念ながら英語は苦手で「臭い」って単語は分からない。知っていたらF〇〇Kと2連コンボが出来たんだけどね。まぁそんな事はどうでもいい。

 目を閉じてそこの道を通ると「ここ男子トイレやん」って思う歩道が箇所かあったのだ。雨が降らなくて最高!って考えていたが、デメリットもあるんだなと学んだ。それが便所臭さだって知った時は、何故だか悲しくなった。

 市内にあるホテルに連泊してた。そこの建物は物凄く高い。東京スカイツリーと互角だと思う。見た感じね。

 部屋に設置してあるベットはアメリカンサイズ。ただ窓ガラスの薄さが気になる。この高さなら強化ガラスが使用されてもおかしくない。つかそういった仕様になってない方が可笑しい。実際に触ってみるとユラユラ揺れるんだ。窓越しに下を覗くと、股間がヒュンってなる。ラグビー選手がタックルしたらパリンッと割れてあの世行きだ。

 しかし窓から見える景色は最高だ。ロサンゼルスを一望出来る。正直、iPhoneのカメラの画角に収まらないくらいの地平線が続いていた。こんな時は、L’Arc〜en〜CielのDriver’s Highを歌いたい。

 実はアバンティーズのメンバー内に、この景色と並んでも負けないくらいカッコいい男がいる。リクヲだ。黒縁眼鏡にスキニーのズボンを履いてシャツをイン。足元はドクターマーチンでキメている。僕は観光客感が強いがアイツは違う。この街の風景に馴染んでいる。一緒に歩いていると感じるんだ。もう日本人卒業してるなって。だって見た目が外国人やもん。

 ところが英語めっちゃ話せる友達曰く、向こうのゲイ達から凄い目線がリクヲに送られてたらしい。女性からではなく、男性から人気だったんだ。危うく掘られるところだった訳か。

◆執筆者プロフィール
ツリメ(byアバンティーズ)
YouTuberプロダクション・UUUM(ウーム)株式会社所属。埼玉県出身の現役大学生でもあり、年齢は21歳。90万人のチャンネル登録者を抱える人気グループ「アバンティーズ」の一員として活躍しているが、じつはYouTuberを続けるか就職するかで悩んでいる(というかそもそも卒業できるのかアヤシイ)。絵心はないがイラストを描くのが趣味で、メンバーからは「画伯」と呼ばれている。

ツイッター:@turime1996
インスタグラム:turime1996
アバンティーズ:Youtube

執筆者プロフィール
ツリメ(byアバンティーズ)
埼玉県出身、年齢は23歳。チャンネル登録者数160万人超の人気グループ「アバンティーズ」のメンバー。
絵心はないがイラストを描くのが趣味で、メンバーからは「画伯」と呼ばれている。
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