今日のイライラがスッと消えることば(2)「上手に妥協できるのは利口な人」

暮らし

2018/10/30

『怒らないコツ 「ゆるせない」が消える95のことば』(植西 聰/自由国民社)

 勝手なことばかり言う家族、頭ごなしに叱る会社の上司、我が物顔で道路を塞いで騒いでいる人の集団…あなたにとって身近な人でもそうでなくても、ついイライラ、カリカリとしてしまうことはありませんか?

「どういうわけか怒りっぽくなった」「でもそれって私のせいじゃないし…」と日々を送っているうちに、体調不良を感じるようになった人もいるかもしれません。

「怒らないコツ」「怒らないための知恵」を知ることで、ストレスを軽減して平穏な人間関係を築くためのヒントをご紹介します。

  連載第2回(全5回)は、「怒らない人」が実は「得をする」というちょっとうれしい話をご紹介します。


上手に妥協することは、自分を大切にすることでもある

人と上手に妥協できる「利口者」として生きていく(本書44ページ)

 あなたの周りに、いつも人と衝突しては怒っているという人はいませんか? 我を張って、自分の主張を曲げずにいるのを見るのは、他人事としてもあまり気持ちのいいものではありません。時には人と妥協することを知っていて、そのおかげで円満な人間関係を結んでいける人が、本当の「利口者」です。自分の支えになってくれる人が周りにたくさん増えれば、あなた自身が幸せに暮らしていけそうですね。

妥協できない人は怒りっぽく、妥協できる人は穏やかに生きる

我を張って衝突するよりも、上手に妥協して仲良くなる(本書42ページ)

 妥協することが必要だといわれても、すぐに飲み込むのは難しいこともあります。でも、衝突した相手にも「こうしたい」という希望があります。そういう時には、その相手とよく話し合って、お互いが納得できるポイントを探さなければいけません。言い換えれば、相手にも妥協してもらわないといけないのです。お互いを尊重しながら歩み寄ることを考えれば、怒りという感情に振り回されることなく、周りの人たちからの信頼も得られそうです。

感情的になる人は損をし、怒らない人が得をする

感情的になりやすい人の周りからは、人が離れていく(本書52ページ)

 感情的にカッとなって怒ると、その一点ばかりに集中しすぎてしまい、周りのことは目に入らなくなってしまいがち。でもそのおかげで他の大切なことや全体の状況に気づいていない可能性もあります。感情的になって怒る人の周りからは、人がどんどん離れていくことになりやすいものですが、それは結局怒った人にとって得なことではありません。感情的に叱ってしまいそうな時には、このことを思い出してみましょう。

 この本を開いて、一日の終わりに心のあり方をリセットすることができれば、明日を迎える今の気持ちがスッと軽くなるような気がしてきませんか?

 書かれている言葉は、決して難しいものではありません。あなたの味方になって怒りを静めてくれる「知恵」を、あなたの中に貯めていきましょう。