【第1回】オセロ中島・占い師騒動から苫米地英人さんの『洗脳護身術』を、読んでみた
更新日:2013/8/8
ヒャダイン(前山田 健一)
作詞・作曲・編曲家、
音楽プロデューサー、歌手
京都大学を卒業後、
2007年に本格的な音楽活動を開始。
東方神起、倖田來未×misono、
ももいろクローバーZ、
AKB48などの楽曲を手掛ける。
またアーティスト“ヒャダイン”
としても活躍中。
5月9日発売の「Start it right away」は
アニメ”黒子のバスケ”のEDテーマ!
●テレビ朝日系列「MusicるTV」
●文化放送 超A&G+
「ヒャダインのわーきゃーいわれたい」
毎週水曜日24:00~25:00 生放送中!
●NHK「ワンセグ☆ふぁんみ」
●ヒャダイン オフィシャルサイト
【第1回】オセロ中島・占い師洗脳問題から
苫米地英人さんの『洗脳護身術』を、読んでみた
さてさて。
今回取り上げるのは
「洗脳」でございますよ。
3月の芸能ニュースのトップ記事といえば
やはり、オセロ中島さんの占い師洗脳騒動。
真偽は定かではありませんが、
自称・占い師が家族ぐるみで中島さんを
洗脳して、仕事できない状態にして
金銭を貢がせていた、
というのが各メディアの見識ですね。
「洗脳」・・・。
ミステリアス!!
人間が人間を自由に操れるという
ミステリアスさ。
謎だらけの自称・占い師。
こりゃあトピックにもなりますよ。
見えないものを見たくなる、
それが人間ですもん。
そこで、今回の中島さんの
「脱・洗脳」にも関わったとされているとか
されていないとか、の脳機能学者、
苫米地英人さんの『洗脳護身術』
という本を読んで、洗脳ってなんなのか、
ちょいと勉強してみました。
この本は「洗脳から身を護るために、
あえて洗脳術を知ろう」という本で、
洗脳術の軽いノウハウが書いています。
すごい本ですね。
『洗脳護身術』 苫米地英人
発売元:三才ブックス/1600円
発売元:廣済堂/1200円
といっても、固い内容書いてもアレなんで、
かいつまんでいきますよー。
で、僕が思うことを書いていきますね。
洗脳のメカニズム
まず。
洗脳の大前提として「変性意識の生成」
ってのがあるらしいです。
洗脳する側も、される側も。
「変性意識」なんじゃそれ。
簡単にいうと、
「トランス状態」と類義、とのことです。
っていっても、
特殊なことじゃないんですよ。
例えば映画館で映画を観る、とか、
集中してゲームをする、とか、
アルコールで酔っ払ってるとか。
これも変性意識を生成していることに
なってるらしいです。
要するに、
現実世界を忘れることを指すみたいですね。
確かに僕もゲーム中毒の気質があって、
気付いたら6時間経ってることとか、
ザラです。
現実なんか完全に忘れちゃってますもんね。
よし。変性意識、理解。
で、「トリガー」と「アンカー」。
だからなんじゃそれ。
カルト宗教を例に出すと
「壺を買う」がトリガーで
「幸せになれる」がアンカー。
逆に、「壺を買わない」がトリガーで
「不幸になる」がアンカー。
このアンカーとトリガーを
トランス状態にある相手に
さりげなく埋め込む、
これが洗脳、とのことです。
かなーり省略しましたが。
だから、って
誰でもかれでも
簡単に洗脳できるわけではなくて、
まずトランス状態に持っていくのが大変で、
そこから効果的なアンカーとトリガーを
埋め込むために
恐怖やトラウマや原体験などを
引っ張り出してくるらしいです。
なるほどー。
ざーっとだけど、
洗脳のメカニズムがわかったぞ!
よし、ここから現代社会における
隠れ洗脳を斬っていくぞ!
と思ったら、
「洗脳は、本人の利益ではなく、
第三者の利益になる行為」とな。
ということは、
なかなか限定されてくるわけです。
よーし。
これを元に世間のいろんなことを
洗脳か否か、勝手に判定していくぞー!