今さら聞けない? 丁寧過ぎて恥ずかしい「間違い敬語」とは【愛され社会人の新常識】連載第2回

ビジネス

2019/1/8

『ビジネスマナーの解剖図鑑』(北條久美子/エクスナレッジ)

「ビジネスマナー」は表面的、儀礼的なものというイメージを持っていないだろうか。あるいは、自分はそれくらいのことはもう知識として理解しているよ、という人もいるかもしれない。

 でも、マナーとはそもそも人がお互いに“気持ちよく”過ごすためのツール。相手の心を動かして、自分も気分がよくなれば、一挙両得だ。この連載では『ビジネスマナーの解剖図鑑』(北條久美子/エクスナレッジ)から、あなたが社会人として“もっと愛される”ための秘訣をいくつかご紹介していきたい。どれも現場ですぐ活用できるコツなので、あなたをより魅力的に演出してくれる心強い特効薬になるはずだ。

■丁寧過ぎる「二重敬語」のワナに気をつけろ! (本書18~19ページ)

 立ち寄った飲食店で、店員からやたらと丁寧な言葉を掛けられたことはないだろうか?

「キャンペーン商品をメニューに載せさせていただいております」
「一緒にドリンクはお飲みになられますか?」
「お待たせしました。和風ハンバーグになります」

 丁寧ではあるのだが、正しい敬語かどうかと問われるとなんだかモヤモヤする、その原因のひとつが「二重敬語」だ。

 たとえば、「お飲みに」という尊敬語に重ねて、「なられる」という尊敬語を続けているのは、敬語としては間違っている。丁寧に話さなければ!という気持ちが先走ってしまうのはわかるが、ここで冷静にきちんとした敬語を身につけて、「ワンランク上」の社会人を目指したいものだ。上記に挙げた「間違った敬語」の正し方は、ぜひ本書を参考にしてほしい。

『ビジネスマナーの解剖図鑑』(北條久美子/エクスナレッジ)18ページ

『ビジネスマナーの解剖図鑑』(北條久美子/エクスナレッジ)19ページ

 本書では、挨拶の仕方といった社会人の基礎情報から、接待や雑談の仕切り方まで、いろいろなシチュエーションで役立つマナーの秘訣を、やさしく解説してくれる。どの項もイラストで要点をおさえているのでわかりやすく、自分の会社にもいそうな登場人物たちが例になって教えてくれるから、堅苦しいと思っていたビジネスマナーでも頭にも入りやすく身にもつきやすいと感じるだろう。本書を片手に、新年のスタートダッシュに賭けてみるのはどうだろうか。

文=田坂文