リベンジポルノ! 元カレに恥ずかしい写真を拡散されたらこう対処したい 【人生最悪のピンチを乗り切る知識】レベル3

暮らし

2019/2/28

『サメに襲われたら鼻の頭を叩け 最悪の状況を乗り切る100の解決策』(鉄人社編集部:編/鉄人社)

 急に車のブレーキがきかない、クレジットカードが不正利用された、乗った飛行機が墜落しそうだ――映画やドラマで他人事として見ていた絶体絶命の危機やアクシデントは、シチュエーションが変わればいつ自分の身に起こるか予測できないものだ。

 予期せぬピンチに遭遇するとき、人の身を救うのは「知恵・知識」だ。人生最悪の危機を乗り切るためのヒントを、『サメに襲われたら鼻の頭を叩け 最悪の状況を乗り切る100の解決策』(鉄人社編集部:編/鉄人社)から緊迫度のレベル別に紹介したい。ピンチを乗り切る合言葉は、「知識は裏切らない」だ。

■リベンジポルノに遭遇したら通報を迷うヒマはない! (本書126ページ)

 別れた恋人や配偶者に対する報復・復讐として、交際時に撮影したわいせつな写真や動画などをネット上でばらまく行為が、「リベンジポルノ」だ。リベンジポルノが恐ろしいのは、陰湿な嫌がらせだけでなく、被害者がそれに思い悩んでいる間に、ネット上で写真・動画が拡散し続けるため、半永久的にインターネットに存在し続けてしまう点だろう。

 悲劇に見舞われないために必要なのは、どんなに幸せな交際期間であっても「絶対に撮らせない」ことだ。交際が破綻し、嫌がらせを受けるかもしれないリスクを薄々とでも感じたら、SNSなどでエゴサーチをして、自分の名前付きで画像や動画が流出していないかどうか確認するべきだという。発見したり、他人から知らされた場合には、判明した時点で「迷わずに」「一刻も早く」最寄の警察署か各都道府県警察本部のサイバー犯罪対策課に相談し、該当サイトに削除要請を出してもらおう。

 リベンジポルノの被害に遭ってしまったときのために、ぜひ覚えておきたい頼りになる存在が、「セーファーインターネット協会」だ。これはインターネットの悪用を抑えるために大手民間企業複数社が設立した一般社団法人で、同協会に連絡すれば、無料で削除申請の手続きを代行してくれるほか、被害などの悩み相談窓口についても積極的に紹介してくれる。

■一般社団法人セーファーインターネット協会:https://www.safe-line.jp/against-rvp/

 時間が経てば経つほど、ネット上の画像・動画データは拡散し続けてしまうため、思い悩まずに早い段階で手を打つことが大切だ。2014年にはリベンジポルノ防止法(私事性的画像記録の提供等による被害の防止に関する法律)が成立し、この法を犯した者には3年以下の懲役又は50万円以下の罰金が科されることになったが、リベンジポルノは恐喝やストーカー殺人にも至る、闇の深い犯罪でもある。自分や知人を守る「転ばぬ先の杖」として、相談先などの知識を得ておきたい。

 本書は、こんな人生上の大ピンチから、「海中で人食いサメに襲われたら」という超ハード級の危機にいたるまで、上手に切り抜け生き残る解決策を教えてくれる1冊だ。どのページの知識も、将来あなたを救ってくれるはずだ。一度蓄えた知識は裏切らない。いつやって来るか分からないアクシデントに、今日から備えておこう。

文=田坂文