お刺身に「菊の花」を飾る理由とは?『伝説のクイズ王も驚いた予想を超えてくる雑学の本』/連載9

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2019/3/22

『伝説のクイズ王も驚いた予想を超えてくる雑学の本』(三笠書房)は、百戦錬磨の「クイズ王」である著者の西澤泰生氏が古今東西から集めた雑学ネタを厳選して収録した1冊! 「1時間はどうして60分?」といった身近な疑問から、意外なルーツ、歴史・偉人にまつわるトリビア、笑える話、感動エピソードまで「なるほど!」「すごい!」「へぇ~!」と思えるネタを本書から紹介します。

【?】お刺身に、どうして菊の花を飾るの?

 居酒屋とかで刺身の盛り合わせを頼むと、菊の花が添えられていることがありますよね。あれ、いったい何のためかご存じですか?

 もちろん、彩りを豊かにするという意味はあります。

 でも、もう1つ重要な意味があるのです。

 実はあの菊の花。殺菌のために添えられているのです。

 菊の花には「グルタチオン」という成分が含まれていて、それに殺菌効果があるのですね。ワサビも大根も殺菌作用があるので、同じ理由で刺身に添えられているのです。あっ、大根にはもちろん消化を助ける効果もあります。

 昔、冷蔵技術が発達していなかったころは、食中毒を防ぐ意味合いが強かったのですね。

 ちなみに、刺身に添えられている菊は食用菊なので、もちろん食べることができます。よく、あの菊の花びらを醤油に浮かべて、粋に香りを楽しみながら刺身と一緒に食べる人がいますよね。

 もちろん、パクリと全部食べてしまってもOKです。ただ、芯の部分はそれほど美味しくはありません(笑)。

第8回に続く