『生きづらいと思ったら親子で発達障害でした 入学準備編』気持ちの切り替えと「時計」/第5回

マンガ

更新日:2019/4/8

 幼いころから生きづらさを抱えていた著者が生んだ子は、二人とも発達障害グレーゾーンでした。

 ロングセラーとなる1巻・2巻に続き、第3巻では、発達障害の子供を持つ親にとって「進路の壁」と言われる小学校入学に向けた、1年にわたる準備期間を細やかに描く。

 幼稚園では1学期中に集団の検査や言葉の検査が始まることに驚き、いざ小学校見学に向かうと各小学校の対応の違いに戸惑う。

 知能検査やそれを元にした地域の教育委員会との話し合いによる最終の進路決定など、発達障害の子を持つ親、自分の子供もグレーゾーンと思っている親にとって、有益な情報も織り交ぜながら、家族の日常を綴っていく。














<第6回に続く>

プロフィール:モンズースー

長男を出産後、ADHDと診断される。基本のんきで前向き。第29回コミックエッセイプチ大賞受賞後に始めたブログ「漫画 生きづらいと思ったら 親子で発達障害でした」がアメブロ総合1位を記録。2016年にデビュー作『生きづらいと思ったら 親子で発達障害でした』(KADOKAWA)を刊行、大きな話題を呼びロングセラーとなる。

ツイッター:@monnzusu ブログ:「凸凹ハウス~親子で発達障害でした~」