うんことおしりが好きすぎて「おしりをなめろ」という曲を作った天才作曲家/『やばい世界史』③

エンタメ

公開日:2019/8/2

世界史に登場する偉人には、人並みはずれた“すごい”面がある一方、「まさか、そんな…」と思わず言ってしまう“やばい”面もあったのです。『東大名誉教授がおしえる やばい世界史』(本村凌二:監修、和田ラヂヲ:イラスト/ダイヤモンド社)から、そんな偉人たちの“すごい”と“やばい”をご紹介します。

『東大名誉教授がおしえる やばい世界史』(本村凌二:監修、和田ラヂヲ:イラスト/ダイヤモンド社)

■「モーツァルト」のここが“すごい”! 5才で作曲を始めた天才作曲家

『東大名誉教授がおしえる やばい世界史』(本村凌二:監修、和田ラヂヲ:イラスト/ダイヤモンド社)

 世界一有名なクラシック音楽家のひとり、モーツァルト。弱冠3才で楽器を弾き5才で作曲をした神童で、マリ・アントワネットに「将来結婚してあげる」と上から目線で言うほど調子にのった子どもでした

 かれはそのままの性格で大人になり、自信満々でウィーンの宮廷音楽家に志願します。でも、あまりにも天才で生意気すぎたため、宮廷楽長サリエリなどの先輩たちに拒否されて就職に失敗。

 しかしめげずにフリーの音楽家となり、35才で亡くなるまで『トルコ行進曲』や『フィガロの結婚』『魔笛』など600曲以上の名曲とオペラを作りました。

■監修者
本村凌二(もとむら・りょうじ)
東京大学名誉教授。博士(文学)。
1947年、熊本県生まれ。東京大学教養学部教授、同大学院総合文化研究科教授を経て、2014年4月~2018年3月まで早稲田大学国際教養学部特任教授。専門は古代ローマ史。
著作に『多神教と一神教』『愛欲のローマ史』『はじめて読む人のローマ史1200年』『ローマ帝国 人物列伝』『競馬の世界史』『教養としての「世界史」の読み方』『英語で読む高校世界史』『教養としての「ローマ史」の読み方』など多数。

■執筆
滝乃みわこ (たきの みわこ)
編集者。広島県出身。
編集担当に『ねこねこ日本史』シリーズ(実業之日本社)、著書に『東大教授がおしえる やばい日本史』(ダイヤモンド社)、『乙女の日本史』シリーズ(KADOKAWA)など。

■イラスト
和田ラヂヲ(わだ らぢを)
漫画家。愛媛県松山市現住。
おもな著書に『和田ラヂヲのここにいます。』『和田ラヂヲの 嫁に来ないか?』(集英社)など。

■イラスト
亀(かめ)
漫画家。世界史漫画WEBサイト「歴史系倉庫」管理人。世界史の面白い人物・エピソードを漫画化している。