しつけが不要って本当なの!? 「子どもが言うことをきいてくれません!」/『今日からしつけをやめてみた』③

出産・子育て

2019/8/29

『マンガでわかる 今日からしつけをやめてみた』(柴田愛子:監修、あらいぴろよ:マンガ/主婦の友社)

 子どもをどなったりたたいたりして言い聞かせる「体罰」や「しつけ」。これって本当に必要? そもそも、しつけって何のため?

「りんごの木」子どもクラブ代表で、子育て中のパパママから支持される柴田愛子さんが教えてくれます。あらいぴろよさんのマンガにも注目!

絶対に折れようとしないのは、子どもではなくあなたでは?

 ある3才の男の子は、何をいっても「ヤダ!」を連発し、「こっちに行くよ」と言うと「あっちに行く」と反抗するそうです。お母さんが一生懸命説明しても折れてくれず、最後は手をあげたり、どなったりしているとか。でも、折れようとしないのは、子どもではなく親のほうではないでしょうか。

 子どもの反抗は「ぼくの意見も聞いてほしい」というメッセージであり、けっして親を困らせたいわけではありません。まさにイヤイヤ期で、自我が育っている証拠。この時期に、いつでもお母さんの言うとおりにする子がいたら、そちらのほうが心配です。

 それに、説明をしても3才には理解できないことが多いもの。子どもは、説明するほど意見を押し付けられているのを感じて、ますます「ぼくも譲らない」と声を強めるでしょう。反抗するのは子どもが悪いわけではありませんし、子どもの意見なんて尊重する必要がないと思うなら、それは大人の思い上がりです。

 意見がぶつかったらジャンケンをするとか、「すみません、今日だけは5時までに帰りたいの。お願いしまーす!」と頼み込むとか、「早く帰ればアイスが待っているのに」と誘惑するとか、あの手この手を使いましょうよ。子どもをその気にさせるのは、実は簡単です。

 「そんなごまかしでいいんですか?」と聞く人もいますが、正論をぶつけて、問答無用で従わせるのが正しいことだとは、私は思いません。目的は子どもを従わせることではなく、「こっちに行く」ことですよね。ならば、そのために子どもをうまくダマしましょう

続きは本書でお楽しみください。