男性は共感するのが苦手。不安をぶつける前に不安な自分を自覚して/『「溺愛理論」27のルール』②

恋愛・結婚

2019/9/14

「溺愛理論」27のルール どうしようもなく愛される女になる

著:
出版社:
マガジンハウス
発売日:

好きな男性に愛されたい、永続的に溺愛されたい。“溺愛される女”になるための最新恋愛メソッドを、ニューヨークの脳科学研究所に勤務する脳科学者・瀬里沢マリさんが教えてくれます。

Point

男性の本質を満たす行動ができないのは、自分をコントロールできずに、不安をぶつけてしまうから。
不安な時は、「不安になっている自分」に気付こう。

 ルール1の「恋愛で失敗する原因はたった一つ。男性の本質に反する行動をしたから」、この具体例を見た時に、「まさかこれが悪いことだなんて、微み塵じんも思っていなかった」という女性はいないと思います。自分でもよくないなと自覚していたり、こういう行動は男性に嫌がられると、どこかで聞いたことがあるのではないでしょうか。それなのに、こんな恐ろしい言葉を投げつけてしまうのです。

 なぜそうやって男性の本質に反した行動をしてしまうかというと、理由は二つです。一つは男性の本質を満たす行動を知らないから。もう一つは、男性の本質を満たす行動がわかっていても、自分をコントロールできないから。前者については第2章で詳しく述べていきますので、ここでは、自分をコントロールできない理由について述べます。

 なぜ自分をコントロールできないかというと、恋をしている時は、その時の感情に振り回されてしまい、冷静でいられなくなってしまうからです。特に女性は、ホルモンの影響もあり、メンタルが一定で全くぶれないということはありません。良いことがあったら浮かれすぎてしまうし、逆に些細なことでも不安になってしまうのです。

 浮かれる場合はいいんです。浮かれすぎて変なことしちゃったな、ということはあっても、浮かれたために男性の本質に反する行動をすることはめったにありません。問題は不安な時です。不安のあまり、わかっていてもやってはいけない行動をとってしまう。不安に振り回されて、無自覚に間違った行動をとってしまう。自分をコントロールできずに致命的な失敗をしてしまうのは、圧倒的に不安な時です。

 不安な時に、不安を彼に解消してほしいとぶつけてしまうと、男性の本質に反する行動となってしまうことが多いのです。なぜなら、不安な時に、「私はこんなに不安なの」と不安な気持ちをわかってほしくてぶつけても、男性はそもそも相手の気持ちに寄り添ったり共感することが得意ではないので、望む反応を得られることが少ないのです。そんな反応だと、ますます自分がいかに不安なのかを伝えたくなるのですが、それって男性にとっては、「あなたのせいで私はこんなに不安なんです、幸せじゃないんです」ということを訴えられている気分になり、男性の本質に反することになってしまうんですね。

 不安な時に行動すると、目的が彼から溺愛されること、ではなくて自分の不安を解消すること、になってしまうのです。

 偉そうに言っていますが、私も恋愛において、自分をコントロールすることは苦手でした。その最たる例が、同じ男性に3回もふられた話ですね。全然好かれている手ごたえがなかったのに、3回も告白する時点で不安に駆られて致命的な失敗を犯しています。不安だから「このあいまいな関係を白黒はっきりさせたい!」と思って告白してしまったのです。どうせふられるってわかっていてもやっちゃう。勝手に不安になって、勝手に自爆するパターン。自分をコントロールできないと、良い結果は導き出せません。

 自分をコントロールするためには、どうしたらいいでしょうか?

 一つ覚えておいてほしいのは、不安になっている自分を自覚すると、変な行動をするのを避けられるということです。今自分は不安なんだ、と自覚できると、自分がしようとしている行動が溺愛される行動なのか、不安をぶつけるだけの行動なのか、冷静に判断できるのです。

 そして、たいていの場合は、不安をぶつけるだけの行動なので、「いけないいけない、不安になって変なことするところだった」と気が付いて、やめることができます。冷静に判断できない、という人は、「今、私は不安だ」と自覚した瞬間、ベッドに入って何も行動しないでください。余計なことをするくらいなら、何もしない方がいいのです。

<第3回に続く>

この記事で紹介した書籍ほか

「溺愛理論」27のルール どうしようもなく愛される女になる

著:
出版社:
マガジンハウス
発売日:
ISBN:
9784838730636
瀬里沢マリ
溺愛コンサルタント。薬学博士。脳科学者。1985年生まれ。東京都出身、ニューヨーク在住。2013年に東京大学大学院薬学系研究科で博士号を取得後、渡米し、ニューヨークの脳科学研究所に勤務。2015年より溺愛コンサルタントとして活動を開始