「ご飯をつくること」で、私は回復できた。異色の料理本『cook』が教えてくれた、料理の意味【読書日記8冊目】

文芸・カルチャー

2019/9/30

2019年4月某日  映画の試写会にお呼ばれして六本木に来た。六本木という街はどうも落ち着かない。建物すべてが大きくて、それもただ大きいだけではなくて、大きさを競うようにつくられているようで、眺めていると過呼吸を起こしかける。その日も例によって落ち着かず、ビルの一角にある鄙びた書店にふらりと入って、目について気になっ... 続きを読む