メリさん&「ど本命婚」をした4人の男性たちとの座談会【前編】『大好きな彼の「ド本命」になる♡「魔法のメス力」を使って幸せをつかむ方法』⑩

恋愛・結婚

公開日:2019/10/11

 今年の2月に初の著書『「恋愛地獄」、「婚活疲れ」とはもうサヨナラ! ”最後の恋”を”最高の結婚”にする 魔法の「メス力」』を出版した神崎メリさん。9月13日に出版した2冊目の著書となる『大好きな人の「ど本命」になるLOVEルール~”運命の彼”にめぐり逢い、ずーーーっと愛され続けるための秘密の法則』(大和書房)も大好評発売中です! 最近は男性の読者も増えているようです。

 そこで今月は特別編として、KADOKAWAで「ど本命婚」をしたと評判の4人の男性社員が集合。「~メス力」を読み、深く頷いたという彼らにメリさんと緊急座談会をしてもらいました!

第10回 メリさん&「ど本命婚」をした4人の男性たちとの座談会 前編

参加者プロフィール
Kさん(40代・子ども2人)
Tさん(40代・子ども1人)
Sさん(40代・子ども1人)
Eさん(30代・子ども1人)

――まずは「ど本命婚」をされた皆さんが、実際に結婚を決めた理由を率直にお聞かせいただきましょう。

K:私の場合、東日本大震災がきっかけです。あのとき会社のみんながかなり慌てているのを見て、人間性が出るなと思ったんです。そのとき、一番落ち着いていたのが今の妻。当時、6年ほど付き合っていて結婚のタイミングもわからなくなっていたんですが、それが大きなきっかけになりました。

T:僕は婚活相談所で妻と知り合って、付き合って3カ月でプロポーズ、6カ月で結婚しました。それまではいいところだけを見せ合うような恋愛をしてきましたが、妻は嫌なことがあったらハッキリ言ってくれる女性で。嫌でも黙って見限らないでちゃんと言ってくれるところに、信頼できるなと感じたことが一番の決め手でした。

S:僕は妻と大学時代から6年くらい付き合って、そこから一度別れてるんです。その後は別の彼女ができたりもしたんですけど、やっぱり妻みたいにお互いに叱咤激励し合える女性はいないなと思って。別れてから5年後くらいにたまたま再会したのをきっかけに、またヨリを戻してわりとすぐに結婚しました。

E:僕は50人くらい人が集まるパーティで妻と知り合いました。たくさん名刺交換して、疲れたから帰ろうかなと思っていたときたまたま隣にいて。そこから3時間くらいしゃべってたんです。すごく好みのタイプだったというのもありますし、話がとても合うので迷わずにすぐ結婚したという感じです。

――長年付き合って結婚に至ったKさん・Sさんと、スピード婚のTさん・Eさんという2つのパターンに分かれましたね。

神崎:Eさんは「the ど本命婚」みたいな感じがしますね。一目惚れだったんですか?

E:そうですね。話し始めて30分後くらいにはもう付き合いたいと思って、会って2回目で告白。付き合って1年で結婚しました。

神崎:すごい! でも、女の人よりも男の人のほうが、わりと早い段階で「この人だ!」って決めてる感じがしますよね。

T:それって多分、男性から女性に求める要素のほうが少ないからだと思うんですよ。女性は相手の見た目や性格の他に収入や将来性とかも気にしますけど、男性はいっしょにいて楽しいかどうかみたいな、感性的・感情的な部分が決め手になっている気がして。「奥さんにも働いてほしい」とかはあったとしても、それは働いていたほうがお互いに情報交換できたり話が盛り上がるんじゃないか、とか専業主婦だと息が詰まるだろうなということで。相手の年収が気になるとかではないですからね。

神崎:やっぱりある程度、自分と“引き出しが対等”みたいな女性がいいんですね。でも、たいていの女性は好きな男性の前ではそれを出せないんだと思うんです。私も「自分の意見は言ったほうがいい」ってよく書いていますけど、実際みんなそれができなくて、男性につまらないと思われちゃうんじゃないかなって。

E:そうだと思います。

S:僕が復縁したのも、学生時代から2人でよく議論していたっていうのが大きいですからね。そういう人はほかにいないなと思って、彼女の印象が鮮烈に残ったというか。

T:あと、妻は初対面から感じがすごくよかったなと思います。あとから結構ビビリだっていうのを知ったんですけど、他の人がイジイジしている感じの中で、妻だけはすごく自信があるように見えて。なのに、ちゃんと話を楽しませるというか、キャッチボールができるみたいな。結婚相談所のパーティだと、興味がない相手とは全然話さないみたいな人もいるから、特にすごい好印象を持ちましたね。

神崎:メス力の高い奥さんですね。「ちゃんと男性の目を見て話すのは基本」って本にも書いてるんですよ。でも皆さんのお話には、共通点がありますね。しっかりしていたり、自分の意見を言える人がいいという。女性は男性に話を合わせたほうが結婚してもらえると思っているけど、それが失敗なんだと。次回は、長く付き合って結婚したKさん、Sさんにもさらに詳しく伺っていければと思います!

テキスト:髙橋裕美
撮影:natsuki

神崎メリ●かんざきめり/恋愛コラムニスト。自身の離婚・再婚・出産という経験から「男心に寄り添い、しかし媚びずに、女性として凛として生きる力」を「メス力」と名づけ、それこそが幸せの第一歩だと提唱している。「メス力」について語るブログは月間200万PVを突破。2019年の2月に発売した初の著書『「恋愛地獄」、「婚活疲れ」とはもうサヨナラ! ”最後の恋”を”最高の結婚”にする 魔法の「メス力」』(KADOKAWA)は発売前に重版が2回かかるという驚異の売れゆきで話題に。現在、累計6万部(電子含む)を突破している。

ブログ:https://lineblog.me/tokyo_nadeshiko
Instagramアカウント:@meri_tn
Twitterアカウント:@tokyo_nadeshiko