「あなたの悩みを解決する」読書の仕方とは? /『インプット大全』⑨

ビジネス

2019/10/15

『学び効率が最大化する インプット大全』(樺沢紫苑/サンクチュアリ出版)

「せっかく読んだ本の内容が思い出せない…」そう悩む方々へ、限られた時間の読書を最大に活かすための具体的なノウハウを『学び効率が最大化する インプット大全』(樺沢紫苑/サンクチュアリ出版)から紹介!
忙しい人や読書は苦手という人にもオススメの方法とは――?

09 問題解決のために読む

読書の知られざる3つ目の効用

 読書の目的、それは「学び」と「自己成長」です。しかし、読書には意外と知られていない、もうひとつの「重要な効用」があります。それは、読書はあなたの「問題」や「悩み」を解決する、ということです。

 私の元には、毎月数百件の「悩み」や「相談」がメールで寄せられます。それらの質問の50%は、私がすでに出している本に答えが書いてあります。残りの45%は、さまざまな本にその答えが書かれています。そして残りのわずか5%が、本を読んでもすぐには解決法がわからないやっかいな相談で、それらに関してYouTube 動画で詳しくお答えしています。

 この世の中の悩みの95%以上は、本を読めば「解決法」がわかるのです。そしてその解決法を実行すれば、問題は改善に向かって動き出します。

 たとえば、上司との人間関係がうまくいっていないと悩んでいる。そんなときは、大きな書店に行きましょう。「人間関係の改善」の本が、何十冊も並んでいますから、今の自分の状況に最も合った1冊を買って読んでみましょう。そこには、いくつかの解決法、対処法が書かれています。あなたは、それを一つひとつ実行するだけです。

 対処法を実行していくと、あなたの人間関係が「-100」だとしたら、いきなり「0」にはならないとしても、「-70」や「-50」くらいの状態にはなるのです。そんな変化でも、気分的にはものすごく楽になります。

 もし、本で解決法を調べず、対処法を知らぬまま放置すれば、3カ月しても人間関係は「- 100」のまま、いやむしろ悪化して「-200」になっているかもしれません。あなたは、そのストレスでうつ病になるかもしれないし、それに耐えきれずに会社を辞めているかもしれません。

 とりあえず「悩み」や「ストレス」を抱えていたら、まず「本」で解決法や対処法を調べてみましょう。解決法、対処法がわかれば、あとは実行するだけで、気分は必ず楽になります。


【次回へ続く!】