メリさん&「ド本命婚」をした4人の男性たちとの座談会【後編】『大好きな彼の「ド本命」になる♡「魔法のメス力」を使って幸せをつかむ方法』⑪

恋愛・結婚

更新日:2019/10/25

 今年の2月に初の著書『「恋愛地獄」、「婚活疲れ」とはもうサヨナラ! ”最後の恋”を”最高の結婚”にする 魔法の「メス力」』を出版した神崎メリさん。9月13日に出版した2冊目の著書となる『大好きな人の「ど本命」になるLOVEルール~”運命の彼”にめぐり逢い、ずーーーっと愛され続けるための秘密の法則』(大和書房)も大好評発売中です! 最近は男性の読者も増えているようです。

 今回は前回に続き、メリさん&KADOKAWAで「ど本命婚」をしたと評判の4人の男性社員の座談会の後編をお届けします。

第11回 メリさん&「ど本命婚」をした4人の男性たちとの座談会 後編

参加者プロフィール
Kさん(40代・子ども2人)
Tさん(40代・子ども1人)
Sさん(40代・子ども1人)
Eさん(30代・子ども1人)

――前回は結婚に至ったきっかけについて、詳しくお伺いしましたが、長くお付き合いしているとズルズルとそのまま結婚に至れないという人も多いなか、KさんとSさんは結婚を決意されたわけですよね。その違いはすごく気になります。

神崎:しかも、Sさんは一度別れてからの結婚というのはすごいですよね。よく読者の方から「復縁したい」という相談が来ますけど、実際は難しいじゃないですか。

S:妻と別れた後の5年間に付き合った子たちは、みんないい子ちゃんタイプだったんですよ。それで真逆を求めたというか…妻が自分には合っていたんだなと気づいたところは大きいと思います。

神崎:でも5年空いてっていうのは長いですよね。私の著書で「新しい自分に生まれ変わらないと復縁はできない」と書いているんですけど、空白期間があったからこそ「あの頃とは違う人」という感覚で奥様と再会できたのかもしれないですね。

S:そうですね。過去のことを自分の中で解決できる時間があって、ようやくまた会えたという感じです。別れた頃は学生だったので、社会に出て足元がしっかりしてきたときに再会したというのも大きいと思います。やっぱり対等な立場になるというのが重要かなと

神崎:前回の座談会でも皆さん共通して対等に話ができるところが大切だとおっしゃっていましたね。

――Sさんは一度別れたときに自分から別れを切り出したんですか? どちらから別れたかどうかも、復縁のパーセンテージに影響しそうですけど。

S:僕らの別れた理由って、平たく言うと彼女から「他の人のことも好きになったからふたりと付き合いたい」みたいに言われて、僕のほうから別れを告げたっていう感じなんです。なので、感覚的にはお互いに「フラれきってない」みたいな…お互いに好きっていう気持ちが完全になくなったわけじゃなかったんですよね。

神崎:すごい! でもそういう女性って魔性の魅力がありますよね。なかなかそんなこと言えないじゃないですか。

S:僕自身、あんまり独占欲もない人なので、彼女が僕を「好きでいてくれてる」ということだけ残ってしまったという感じなんじゃないかと思います。

神崎:でもたぶん、奥さんもそこで切られたことでSさんに戻ったと思うんですよ。「二股でもいいから」という男だったら、そこできっと復縁とはならなかったですよね。

S:それはたしかにあったかもしれないですね。当時は6年くらい付き合っていて、やっぱりマンネリ化はしていたんです。そういう意味では、あの別れがお互いにとっていいきっかけになったのかもしれないですね。

神崎:やっぱり長く付き合っていると、何か大きな出来事がないとなかなか結婚には至れないものなんですかね。Kさんも東日本大震災がきっかけだとおっしゃってましたし。

K:そうですね。しかも僕らの場合、6〜7年付き合ってる間に同棲しちゃっていたっていうのもありますね。そうすると、あえて結婚する理由ってあんまりなくなっちゃうじゃないですか。

神崎:同棲したり付き合いが長くなると、やっぱり男の人の腰って重くなりますよね。

K:結婚するのに理由が必要になってくるからじゃないですかね。で、そういうときに何か機会があると決断に至りやすい、というのはあると思いました。

――実際、みなさんの周りの男性も長く付き合うというよりも早めに結婚を決意する男性のほうが多い印象ってありますか?

E男性はやっぱり決めるのが早い気がしますね。僕は27歳で結婚したんですけど、同級生の男はみんなほとんど結婚してましたし。で、女性はほとんど結婚していなかったですね。

T:確かに。僕は出会ってからプロポーズまで3ヶ月、入籍までは6ヶ月でした。男性って女性より決めるのが早いかもしれないです。婚活をしてみて感じたのは、結婚にあたって男性が女性に求める要素っていうのが、女性が男性に求める要素より少ないからなのかなとは思いますね。

神崎:有望株の男性は、学生時代の彼女が離さないでそのまま結婚しちゃうっていうことが多いのかもしれないですね。ということは、やっぱりメス力を高めてど本命の男性に出会い、結婚することがベストだと確信しました。リアルな男性の考えを知ることができて本当によかったです。今日はありがとうございました!

テキスト:髙橋裕美
撮影:natsuki

神崎メリ●かんざきめり/恋愛コラムニスト。自身の離婚・再婚・出産という経験から「男心に寄り添い、しかし媚びずに、女性として凛として生きる力」を「メス力」と名づけ、それこそが幸せの第一歩だと提唱している。「メス力」について語るブログは月間200万PVを突破。2019年の2月に発売した初の著書『「恋愛地獄」、「婚活疲れ」とはもうサヨナラ! ”最後の恋”を”最高の結婚”にする 魔法の「メス力」』(KADOKAWA)は発売前に重版が2回かかるという驚異の売れゆきで話題に。現在、累計6万部(電子含む)を突破している。

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