佐渡島庸平 今月の「この本にひとめ惚れ」『「つながり」の創りかた』『測りすぎ』『EQ2.0』

文芸・カルチャー

2019/11/7

『ダ・ヴィンチ』本誌の人気連載コーナー「この本にひとめ惚れ」から、コルク代表・佐渡島さんのひとめ惚れ本を紹介。『宇宙兄弟』『ドラゴン桜』といった大ヒット作品を世に出した天才編集者・経営者が“ひとめぼれ”した本をチェック!

『「つながり」の創りかた 新時代の収益化戦略 リカーリングモデル』
川上昌直
東洋経済新報社 2000円(税別)

装丁:竹内雄二
編集:佐藤敬

リカーリングは今注目のビジネスモデル。それを学者が解説していることに惹かれる。

『測りすぎ なぜパフォーマンス評価は失敗するのか?』
ジェリー・Z・ミュラー:著
松本裕:訳
みすず書房 3000円(税別)

装丁(日本語版):川添英昭

数値をもとに評価を下すことの問題点を解説した本。組織のチームワークを考える重要な参考図書になりそう。

『EQ2.0 EMOTIONAL INTELLIGENCE 2.0「心の知能指数」を高める66のテクニック』
トラヴィス・ブラッドベリー、ジーン・グリーブス:著
関美和:訳
サンガ 1800円(税別)

装丁:幡野元朗
編集:佐藤由樹

実はコルクでも実践しているEQテスト。これもまたチームワークを高めるヒントになりそうだ。

【青山ブックセンターにて彷書】

<プロフィール>
佐渡島庸平(さどしま・ようへい)
1979年生まれ。東京大学文学部を卒業後、2002年に講談社に入社。
週刊モーニング編集部にて、『バガボンド』(井上雄彦)、『ドラゴン桜』(三田紀房)、『働きマン』(安野モヨコ)、『宇宙兄弟』(小山宙哉)、『モダンタイムス』(伊坂幸太郎)、『16歳の教科書』など数多くのヒット作を編集。
インターネット時代に合わせた作家・作品・読者のカタチをつくるため、2012年に講談社を退社し、コルクを創業。
従来のビジネスモデルが崩壊している中で、コミュニティに可能性を感じ、コルクラボというオンラインサロンを主宰。
編集者という仕事をアップデートし続けている。
●Twiter ID:@sadycork

写真=首藤幹夫
取材・文=田中裕