昼の女から夜の女になる幸恵ねえの姿が誇らしくて…『里奈の物語』⑤

文芸・カルチャー

2020/1/15

物置倉庫で育った姉妹(里奈と比奈)は、朝の訪れを待ちわびた。幾つもの暗闇を駆け抜けた先に、少女がみつけた希望とは―。ルポ『最貧困女子』著者が世に放つ、感涙の初小説。 『里奈の物語』(鈴木大介/文藝春秋)  学校が終わると、里奈は走って比奈を預けてある幸恵ねえの友人宅に行き、比奈に軽く食事をさせる。幸恵の昼の仕事先であ... 続きを読む