【連載第5回】「将来への不安は原動力になる」 月収15万円から100万円になった現役介護士が教える、お金の不安がなくなる貯め方と使い方

ビジネス

公開日:2020/2/7

『月収15万円だった現役介護士の僕が月収100万円になった幸せな働き方』(深井竜次/KADOKAWA)

 毎日の仕事で稼ぐお金。結婚、子育て、老後などこれからの人生設計を行う上でも大事な要素になってきますよね。

「今の働き方や収入に不安を感じている」、「もっと効率的なお金の稼ぎ方が知りたい!」という方におすすめの本がコチラ。

 派遣社員を活用し、安定を確保しながら正社員の約7倍の収入アップ、さらに、労働時間を短縮、地方暮らし、在宅ワークまで実現した深井さんの著書『月収15万円だった現役介護士の僕が月収100万円になった幸せな働き方』(深井竜次/KADOKAWA)から、「お金の不安がなくなる貯め方と使い方」を紹介します。

 本連載では著書の中から、「深井さん流・お金の不安がなくなる貯め方と使い方」についての内容を紹介。

 連載最終回となる今回は、「将来を見据えたお金の備え」について、深井さんが副業をはじめたきっかけや働くことの原動力についてのエピソードを交えながら語ります。

■未来の自分が笑っていられるために何をすべきか考える

 僕を動かす原動力になったのは、間違いなく将来への不安。手取り15万円だと自分はともかく、これから出会う大切な人を守れないと感じました。中には手取り15万円でも楽しく生活している人たちはたくさんいます。しかし、それ以上にお金という問題で苦しんでいる人が多いです。幸せとお金を切り離すのは難しい。だからこそ、お金や将来がどうありたいのか?をしっかり考えるべきです。

 副業も節約も自己投資も基本的には「未来の自分が笑っていられるため」にしています。すべての事態に備えることはできませんが、すべてを切り捨てて生きるのは、僕にはリスキーでできません。だから、せめて今の介護の仕事ができなくなったときに、在宅で仕事を受けられるように、スキルや知識や実績を得るために今、動いています。

 僕はひとつの仕事に自分の人生を捧げられるほど強いハートを持っていないし、自信もありません。だから、収入源はたくさんあったほうがいいし、いろいろな仕事ができるスキルを持っていたほうがいいと思います。

■どのような環境にも対応するために在宅ワークのスキルは持つべき

 在宅で収入を得られるようになったら、家族の形態が変わったときにも素早く対応できます。

 僕は結婚して子育てが大変な時期に入ったら、在宅での仕事をしながら一緒に家事や育児をすることができます。在宅だと通勤時間が0分で、家事も並行しながら仕事ができるので、ライフスタイルに合った働き方がしやすいです。

 とくに子どもが小さい時期は、母親に育児や家事が集中しがちです。今は経済的理由だけでなく、女性自身のスキルアップややりがいもあり、産後も働く人が増えています。すると母親に負担が集中しやすいのですが、男性たちがもっと育休を取り、在宅でできる仕事のスキルを身につけるといいと思います。

 自分で稼げるスキルを持っていたら、結婚生活がうまくいかないときにも、思い切って離婚して新しい道を歩むことができます。離婚することを想定して行動するのはよくないかもしれませんが、たとえ信頼しあっている2人でも、何かのきっかけで離婚をする可能性はあります。このとき夫の収入だけで暮らしていたら、「離婚したら生活ができなくなる」という恐怖心で、嫌なのに一緒に居続けるしかなくなります。そんなとき、自分で稼げる力があれば、離婚をしても食べていくことは十分できます。

 長く社会から離れていた専業主婦は、スキルがなくて低い収入の仕事をするしかなく、離婚後の生活がきつくなるというケースは多々あります。だからこそ、結婚していても、稼げるスキルを身につけたり維持したりする必要があります。それができないと、お金を稼ぐ人に依存して生きていかないといけなくなります。

 選択肢を狭めないためにもすべての人が「手に職」を意識すべきだと思います。

(著=深井竜次)

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