深呼吸のしすぎは体にとってよくない!? その理由は…/『もっと!! ざんねん? はんぱない! からだのなかのびっくり事典』①

暮らし

公開日:2020/5/12

『ざんねん? はんぱない! からだのなかのびっくり事典』に待望の続編が登場! 「早起きは体にも心にも悪い」「スナック菓子を食べすぎると骨が弱くなる」「爪を見れば健康がわかる」など、驚きの雑学を厳選してご紹介します。

『もっと!! ざんねん? はんぱない! からだのなかのびっくり事典』(奈良信雄:監修、加納徳博:絵、こざきゆう:文/ポプラ社)

深呼吸のしすぎは体によくなかった!

ざんねん度 ★★★★★


 イライラしたとき、つかれたとき、息を深く吸ってはくと、気持ちが落ちついてすっきりする。だからといって、深呼吸をしすぎるのは、体にとって、じつはマイナスだ。

 呼吸では、酸素を吸って体にとりこみ、二酸化炭素を外にだす。この二酸化炭素は、全部いらないというわけではなく、体のなかの酸とアルカリのバランスを、ちょうどよく整える役割をもっているんだ。

 ところが、深呼吸をしすぎると、体のなかでつくられた二酸化炭素がたくさんでていくために、酸とアルカリのバランスがくずれてしまう。すると、めまいや頭痛などの不調がでてきてしまうのだ。

 深呼吸はほどほどに。

<第2回に続く>