体育館で1番高いものは、先生しか使わないアレ/高すぎ? 安すぎ!? モノのねだん事典②

暮らし

公開日:2020/6/14

身の回りにあるさまざまな「モノ」の値段にまつわる面白知識を、気軽に楽しめる雑学読み物。「回転ずしが安いワケ」「動物園のライオンとキリン、どっちが高価?」など、知れば思わず誰かに話したくなる、とっておきの雑学を厳選しました。

『高すぎ? 安すぎ! ? モノのねだん事典』(大澤裕司:文、死後くん:絵/ポプラ社)

体育館で一番高いものが意外すぎ!?


 学校の体育館には、体育の授業で使う器具などがたくさんある。どれも身近にあるものじゃないから、ねだんの予想はぜんぜんつかないよね。

 では、体育館にあるねだんが高めのものを紹介しよう。体操マットは1枚約2万円。8段のとび箱は1台約16万円。卓球台が1台約22万円。バレーボール用のネットが約3万5000円で、支柱は約22万円。どれもなかなか高いよね。でも、上には上があるんだ。

 じつは、「演台」のねだんがかなり高い。演台とは、先生が舞台の上からみんなに向けて話をするとき、先生の前に置いてある机のようなアレ。高いものだと、1台90万円近くするんだ。見た目も地味で、そんなに大きなものでもないのに、意外だよね。

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コレのねだんは?
ボールのねだんバレーもバスケもだいたいおなじ?

小学校の体育の授業なんかで使われるゴム製のバスケットボールは1個2000円ほど。バレーボールもだいたい2000円ほどで買える。試合で使う公式球だと、どちらも4000~5000円ほど。ということは、演台を買うお金で、公式球が200個ほど買えるわけだ。ボールと演台、どっちがほしい?

<第3回に続く>