開発部署と評価部署、メガネ率が高いのは…?/SE女子の日常

ビジネス

公開日:2020/6/26

 会社では、部署ごとに従業員のカラーが出るもの。このうち目に見える違いが「メガネ率」です。元エンジニアの漫画家・ぞえさんが会社員時代、ふとしたきっかけで部署ごとのメガネ率をカウントしてみると、思わぬ発見が……。

 

開発部署と評価部署、メガネ率が高いのは…?/SE女子の日常

 

 私が働いていたソフトウェア開発の事業部では、開発部署と評価部署に分かれていました。

 開発部署はその名の通り、ソフトウェア開発を担当する部署で、評価部署はソフトウェアの品質を高めるための試験を行なう部署でした。

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 私は開発部署に所属していました。

 入社後OJT研修でお世話になった先輩も、一緒に仕事をしていた上司も、新人の頃課題を見てくださった先輩も、メガネでした。

 中には裸眼で1.5あるような先輩もいましたが、メガネ率は高かったです。

 私自身もメガネではありませんが、目が悪いです。学生の頃からコンタクトをしており、裸眼では何も見えません。 5人中4人は目が悪い人、という開発部署でした。

 大学での専攻も工学系で、大学生の頃から周りはメガネ率が高く、入社してもこんなものかと思っていたのですが、会社の同じフロアにいる評価部署を見渡してみて気づきました。

“評価部署、開発部署ほどメガネの人多くない…!”

 開発部署も、評価部署も、1日中パソコンやスマートフォンの画面を眺め続ける、という点では大差ありません。どちらも同じぐらいディスプレイを眺めているし、目も疲れているはず。

 でも、確かに評価部署のほうが、メガネ率は低いのです。

「実はコンタクトでした」に騙されている可能性も捨てきれませんが、評価部署の同期の話を聞く限り、やっぱり評価部署のほうがメガネ率が低い気がします。

 

開発部署と評価部署、メガネ率が高いのは…?/SE女子の日常
絵:ぞえ

 

ディスプレイを眺める時間の差!?

 開発部署の仕事はソフトウェア開発であり、開発部署に配属される人はやはり大学や専門学校で情報工学系を専攻していた人が多いです。

 プログラミング未経験者もゼロではありませんが、圧倒的に経験者が多いです。大学では授業でもパソコンを使うことが多く、プライベートでも何かしらパソコンを使うことが多い。

 必然的にディスプレイを眺める時間が多くなり、目が悪くなりがちなのかもしれません。

 評価部署は文系出身の人も多かったです。ソフトウェアを扱うのでソフトウェアに関する知識がある方が仕事はやりやすいとは思いますが、ユーザーに近い立場で評価を行なうことも多く、必ずしも情報工学系出身である必要はありません。

 文系の方は情報工学系よりはパソコンを使う時間が少なく、そこまで目が悪くならなかったのかもしれません。推測の域は出ません。

 上記はあくまで私の元職場の傾向ではありますが、メガネ男子&女子に囲まれて仕事をしていたのは事実です。

ぞえ


ぞえ

週3勤務でシステムエンジニア、残りは漫画家・イラストレーターとして働いていた元・パラレルワーカー。2019年1月よりフリーランスに。体力がなく、疲れやすい自分でも好きなことをするための方法を探求している。2020年4月に『SE女子の日常』(ふりにちブックス)を刊行。

Blog:「ふりにち」