がっちり太ももには「スロープブリッジ」が効く! 裏ももの筋肉を目覚めさせて/やせ筋トレ 姿勢リセット④

健康・美容

更新日:2021/1/5

姿勢が良くなると、ストンとやせる! シリーズ50万部突破の「運動が苦手」な人も続けられる「やせ筋」ダイエット! ぽっこりお腹、ずんどうウエスト、垂れたお尻…それ、ぜんぶ「姿勢」が原因かもしれません。悪い姿勢をリセットして、理想のボディラインを手に入れるトレーニングの一部をご紹介します。

『やせ筋トレ 姿勢リセット』(とがわ愛:著、坂井建雄:監修/KADOKAWA)



裏ももを鍛えて太ももスリム★
スロープブリッジ

TARGET:ハムストリングス

[目標回数] 20回×3set
[インターバル] 1分

①あお向けになり、椅子や台の上などにかかとをのせます
脚は腰幅くらいに開くよ!


③お尻を床に触れないギリギリのところまでゆっくりと下ろしていくよ

②③を20回、インターバルを1分はさんで、3セット繰り返します

こんなやり方も!

つま先を内側に向けて行うと、ハムストリングスの内側に効きやすくなります

ハムストリングスは、外側に1本、内側に2本の、計3本でできています。

特に、内側は衰えやすく怠けがちな部位なので、しっかりと鍛えて目覚めさせてあげましょう。

脚のラインを整えるのに欠かせない筋肉です♥

 さぼりがちなハムストリングスを目覚めさせるポイントは、かかとに重心をおいて、お尻を「20cmくらい」上げること。ひざ裏からハムストリングスにかけて、ジワジワくるポイントを見つけられたら正解です。

 効かせようと、肩甲骨が床から離れるほどお尻を上げてしまうと、前ももなど余計なところに負荷が入ってしまうので注意して! また、無意識のうちに手で床を押して体を支えてしまいがちなので、手のひらを天井に向けて、上半身から力を抜いて行いましょう。

 きちんとできると、裏ももはかなりキツいはず!

世界で一番座っている時間が長い日本人

 動くのが面倒くさ~いと、椅子やソフアに座ってばかり…その習慣が健康リスクを高めてしまうって知っていましたか? 長時間座り続けると、姿勢が固まって血行が悪くなるし、筋肉もどんどん衰えて、肥満だけでなく心筋梗塞など、命にかかわる病気になるリスクを高めてしまうというのです。WHO(世界保健機関)が、座りすぎはさまざまな病気を誘い、年間200万人の死因となっていると注意喚起しているほど。

 しかも日本人が1日に座っている時間は、世界20ヶ国中、最も長い7時間! スマホやPCの影響で、今後もさらに長くなるのではないでしょうか。

 週末に運動しているから大丈夫と思うのは×。とはいえ平日はなかなか運動する時間が取れないもの。「長時間動かないで座りっぱなし」の状態がよくないので、本書のストレッチなどで仕事や作集の合間に少しだけでも体を動かす習慣をつけるように意識しよう!



<第5回に続く>