下腹ぽっこりは腰痛は関係があった…! 「バイシクルデッドバグ」でインナーマッスル強化!/やせ筋トレ 姿勢リセット⑤

健康・美容

更新日:2021/1/5

姿勢が良くなると、ストンとやせる! シリーズ50万部突破の「運動が苦手」な人も続けられる「やせ筋」ダイエット! ぽっこりお腹、ずんどうウエスト、垂れたお尻…それ、ぜんぶ「姿勢」が原因かもしれません。悪い姿勢をリセットして、理想のボディラインを手に入れるトレーニングの一部をご紹介します。

『やせ筋トレ 姿勢リセット』(とがわ愛:著、坂井建雄:監修/KADOKAWA)



腹筋集中でペタンコお腹に!
バイシクルデッドバグ

TARGET:腹横筋・腹直筋

[目標回数] 左右合計10回×3set
[インターバル] 1分



おへその位置を保ったまま、鼻から息を吸いながら右脚を元の位置に戻します
これで1回!

④次は息を吐きながら左脚を伸ばしていきま~す
最も伸びた状態で息を止めて、2秒キープしたら①に戻します
これで2回!

①~④を繰り返して左右合計で10回、インターバルを1分はさんで、3セット繰り返します

 

 お腹のインナーマッスルである腹横筋は、呼吸を使って鍛えます。

 ポイントはお腹で脚を支えること。②で床から腰が浮かない範囲で脚を伸ばしてキープしましょう。肋骨を締めるように息をしっかり吐き切ると、お腹に力が入りやすくなって、脚を支える感覚がわかるはず!

 腰が床から浮いてしまうと、負荷が抜けるだけでなく、腰も痛めてしまいます。

 腹横筋だけでなく腹直筋も使うので、腹筋の強い私にとってもキツい種目です。2セット目から腹横筋にビリビリくるのを実感します! 呼吸の効果で、脂肪燃焼効果も♡

姿勢が悪いとよく眠れない!

 眠りが浅い、寝つきが悪い、寝ても疲れがとれない…。あなたの睡眠の質、下がっていませんか? 睡眠には、自律神経が大きな影響を与えています。一般的に人の体は日中は体を活動・興奮モードにする交感神経が優位になり、夜はリラックス・修復をつかさどる副交感神経が優位になります。このリズムが崩れると、夜になっても体がリラックスモードになれず、睡眠の質も悪くなってしまうのです。

 実は呼吸も自律神経と深い関係があり、吸うときに交感神経が働き、吐くときに副交感神経が働きます。ところが姿勢が悪いと肋骨が固まり、息を吸ってばかりでうまく吐けずに、交感神経が強く働いたままになってしまうのです。

 本書のエクササイズの、息をしっかり吐いたり、途中で呼吸を止めるといったプロセスには、日常生活での「息を吸いすぎる」クセを改善する意味もこめられています。

 姿勢をリセットして、しなやかな肋骨を手に入れ、深い呼吸ができる体を手に入れましょう。睡眠の質もよくなってきますよ!


続きは本書でお楽しみください。