思わぬことで仕事が中断される／SE女子の日常
ビジネス 公開日：2020/8/14
地震がくる直前などに警報音で知らせてくれる「緊急速報」は、スマートフォンを使った開発現場で騒ぎを引き起こします。元システムエンジニア（SE）の漫画家・ぞえさんが体験談を紹介します。
Androidスマートフォンを開発する上で、困っていたのは「緊急速報」でした。生活に大事な機能ですが、突然大音量で鳴ってビビるアラームです。
社員のプライベートスマホだけでなく、開発中のスマホも全部鳴るので職場はてんやわんやです。めちゃくちゃうるさい。どんなに集中して仕事をしていても、一気に現実に引き戻されます。
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しかも、うるさいだけではなく、試験がやり直しになることもありました。
評価部署ではツールを使った自動化試験を何十台ものスマホに対して実施しているときもあり、試験タイミングと緊急速報が重なってしまうと悲惨です。全てやり直し……。
試験中は機能をオフにすればいい話なのですが、デフォルトではオンになっているので、オフにし忘れることも多々ありました。開発中のスマホは鳴らなくてもいいのにね……なんて思いながら仕事していました。
ぞえ
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ぞえ
週3勤務でシステムエンジニア、残りは漫画家・イラストレーターとして働いていた元・パラレルワーカー。2019年1月よりフリーランスに。体力がなく、疲れやすい自分でも好きなことをするための方法を探求している。2020年4月に『SE女子の日常』（ふりにちブックス）を刊行。
Blog：「ふりにち」
