【頭かくして尻かくさず】「これは何?」しまった!! ゴミ箱に捨てたお菓子の袋がママに見つかっちゃって…!/やばいことわざ①

文芸・カルチャー

公開日:2020/8/8

ことわざは先人たちの知恵の宝庫。「なんでわかったの?」と聞きたくなるほど、今の自分をぴったり言い当てられていることも! 予言されているようで「やばい」ことわざを、使い方と子どもあるあるを添えてご紹介します。

やばいことわざ
『やばいことわざ』(齋藤孝:監修/アスコム)

頭かくして尻かくさず

やばいことわざ p.18

 全部かくした気になっているのに、一部分だけ外から見えている。だからバレてる!

 キジという鳥は追われてかくれようとするとき、頭を草むらにつっこむけれど、尻尾が外に出ていて丸見えということからきた言葉だ。本人はバレてないつもりでいるのを笑うという意味があるよ。

 お菓子を食べきってかくしたつもりでいても、袋が見つかってバレちゃったなんていうこと、あるよね。

 ちなみに、オスのキジの尻尾は長いと40㎝もあるんだ。そりゃかくせないよね!

使い方
「お母さんのサプライズ誕生日パーティー、バレちゃった」「えっ、なんで?」
「紙袋から飾りが飛び出していて。頭かくして尻かくさずだったよ」

予言された君へ!
小さい子のかくれんぼは、たいていどこか見えていてかわいいね。

<第2回に続く>